『ブギウギ』「ズキズキするわ」 ― 2024-03-24
2024年3月24日 當山日出夫
『ブギウギ』第25週「ズキズキするわ」
年末の歌合戦に向けてのスズ子のこころのゆらぎをうまく描いていたと思う。
新しい歌手、水城アユミが登場してくる。実は、昔、梅丸にいたときの先輩、大和礼子の忘れ形見だという。そのアユミが、歌合戦で、スズ子の「ラッパと娘」を歌わせてくれと言う。そこで、スズ子は決断できないでいる。羽鳥のもとに行き、相談する。しかし、羽鳥は特に明確な返答をしない。さらに、茨田りつ子が、スズ子にせまる。自分の気持ちから逃げてはいけない、と。
結局、アユミは「ラッパと娘」を歌い、スズ子は「ヘイヘイブギー」を歌った。
このドラマの良さの一つは、ステージのシーンにあるのだが、ここでも、アユミの歌も、スズ子の歌も良かった。
史実としては、昭和三一年の紅白で笠置シズ子が歌っている。ただ、ちょっと気になることとしては、この時代、まだラジオの時代である。テレビはあったが、普及していない。テレビが普及するきっかけといわれているのが、時の皇太子(現在の上皇陛下)の御成婚のときのことである。昭和三四年である。
たぶん、ステージの演出もラジオ中心ということになっていたのだろうと思う。しかし、ドラマでは、舞台で派手に動き回ってテレビ向けの歌唱であった。まあ、ここは、今の時代のテレビドラマとして、それに合わせてのことということになるのだろう。
さて、次週、最終週になる。どのようにこのドラマをしめくくることになるのか、楽しみに見ることにしよう。高瀬アナウンサーは登場するだろうか。
2024年3月23日記
『ブギウギ』第25週「ズキズキするわ」
年末の歌合戦に向けてのスズ子のこころのゆらぎをうまく描いていたと思う。
新しい歌手、水城アユミが登場してくる。実は、昔、梅丸にいたときの先輩、大和礼子の忘れ形見だという。そのアユミが、歌合戦で、スズ子の「ラッパと娘」を歌わせてくれと言う。そこで、スズ子は決断できないでいる。羽鳥のもとに行き、相談する。しかし、羽鳥は特に明確な返答をしない。さらに、茨田りつ子が、スズ子にせまる。自分の気持ちから逃げてはいけない、と。
結局、アユミは「ラッパと娘」を歌い、スズ子は「ヘイヘイブギー」を歌った。
このドラマの良さの一つは、ステージのシーンにあるのだが、ここでも、アユミの歌も、スズ子の歌も良かった。
史実としては、昭和三一年の紅白で笠置シズ子が歌っている。ただ、ちょっと気になることとしては、この時代、まだラジオの時代である。テレビはあったが、普及していない。テレビが普及するきっかけといわれているのが、時の皇太子(現在の上皇陛下)の御成婚のときのことである。昭和三四年である。
たぶん、ステージの演出もラジオ中心ということになっていたのだろうと思う。しかし、ドラマでは、舞台で派手に動き回ってテレビ向けの歌唱であった。まあ、ここは、今の時代のテレビドラマとして、それに合わせてのことということになるのだろう。
さて、次週、最終週になる。どのようにこのドラマをしめくくることになるのか、楽しみに見ることにしよう。高瀬アナウンサーは登場するだろうか。
2024年3月23日記
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