「あと数か月の日々を〜物理学者・戸塚洋二 がんを見つめる〜」2024-05-01

2024年5月1日 當山日出夫

時をかけるテレビ あと数か月の日々を〜物理学者・戸塚洋二 がんを見つめる〜

戸塚洋二のブログは、残っているといえるのだろうか。

Wikipediaからのリンクは、

http://fewmonths.exblog.jp/

であるのだが、直接、このURLにアクセスすると、別のものが表示される。

この番組は見ていないが、しかし、戸塚洋二をあつかった他の番組を見たかという記憶がある。このあたりどうもはっきりしない。

思うことはいろいろとある。

まず、科学者という生き方である。科学者であるからこそ、自分の最期のときまで記録を残そうとしてきたことは理解できる。だが、それが、他の人びとにとっても同じようにできることなのかどうか、これは難しい問題である。

癌治療の闘病記は、現在ネット上に多数ある。それらのなかで、本当に人の役に立つというものは、どういうものなのだろうか。番組でも紹介されていたが、国立がん研究センターのホームページが、もっとも信頼できるものということになろうか。

資料室 患者さんの手記
https://ganjoho.jp/public/qa_links/note/index.html

ただ、癌治療については、あやしげな情報も氾濫している。いかに信頼できる情報を得ることができるか、課題であるにはちがいない。

死んだらどうなるのか……いや、この問いは、あまり正確ではない。どうなると思うことが、人間にとって幸福なことなのか、というべきかもしれない。この番組は、このような問いかけのあり方について、深く考えることにつながると私は思う。

2024年4月30日記

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