「淡路島 真夏のサービスエリアで」2024-09-19

2024年9月19日 當山日出夫

ドキュメント72時間 淡路島 真夏のサービスエリアで

かなり昔のことになるが、淡路島までフェリーで渡ったことがある。短い距離だが、東西方向に行き交う船がたくさんあるなかを、南北方向に交差するかたちで渡っていくことになる。これは、きわめて巧みな操船技術がいることになると、感心して周りの景色を見ていた。

明石海峡に橋が出来てからは、この道を通ったことはない。淡路島に行ってみたいと思っている。淡路人形浄瑠璃を見たいのである。(学生のとき、東京の国立劇場の公演を見たことがある。)

このごろは、高速道路のサービスエリアもいろんなサービスが充実してきている。ここには、観覧車もある。(乗ってみたいとは思わないけれど。)

いろんな人がいるものである。様々な人生の喜怒哀楽が、この七二時間に凝縮されているように感じる。この回は、劇的にドラマチックな人生を歩んできた人というのは登場していなかったと思うが、普通の人びとの普通の感性が感じられる。

自家用バスで、同窓の仲間と旅行してまわるというのは、かなり贅沢といっていいだろう。そんなにお金のかかることではないと思うが、こういう仲間が身の周りにいるということは、いいことだと感じる。

私の興味でちょっと気になったのは、四〇才ぐらいの男性が、自分の配偶者(女性)を「よめ」と言っていた。この言い方、ここ一〇年ぐらいで、よく耳にするようになった。私は、このことばを使わない。私としては、やはり、「よめ」というのは、自分の子ども(男性)の配偶者(女性)という意味である。NHKとしても、このことばは、まだ認めていない(?)のか、字幕では「妻」となっていた。

2024年9月16日記

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