ザ・バックヤード「東京国立近代美術館」 ― 2024-11-07
2024年11月7日 當山日出夫
ザ・バックヤード 東京国立近代美術館
ここには何度か足をはこんでいる。高畑勲展は行った。東京で学会か何かあったときだったろうか。
番組のなかで紹介されていた、岸田劉生の「道路と土手と塀」は、その前に立ってしばらくの時間見ていたことを思い出す。強調していうならば、この絵を見てから、風景というものを人間がどのように認識するのか、ということについて改めて考えることになったといってもいいだろう。あるいは、芸術家がものを見る目とは何であるか、といってもいいかもしれない。
文化財の修復が可逆的なものでなければならない、というのは常識的なことだろう。近代の絵画に限らず、日本の古来からの絵画などについても、表装してある場合、将来において、それをやりなおすことができるように、そのときに作品を損傷することのないように、これは基本であると思っている。
絵を壁にかけるときのフックが映っていたが、見ると「MOMAT」と刻印してあった。つまり、これらは東京国立近代美術館の特注品であるということになる。
専門家は知っていることだが、東京国立近代美術館のみならず、国立西洋美術館や東京国立博物館などは、書物などの文献資料も多くコレクションしている。専門の研究者向けには、基本的にオープンなものとして運営されているはずである。
2024年10月31日記
ザ・バックヤード 東京国立近代美術館
ここには何度か足をはこんでいる。高畑勲展は行った。東京で学会か何かあったときだったろうか。
番組のなかで紹介されていた、岸田劉生の「道路と土手と塀」は、その前に立ってしばらくの時間見ていたことを思い出す。強調していうならば、この絵を見てから、風景というものを人間がどのように認識するのか、ということについて改めて考えることになったといってもいいだろう。あるいは、芸術家がものを見る目とは何であるか、といってもいいかもしれない。
文化財の修復が可逆的なものでなければならない、というのは常識的なことだろう。近代の絵画に限らず、日本の古来からの絵画などについても、表装してある場合、将来において、それをやりなおすことができるように、そのときに作品を損傷することのないように、これは基本であると思っている。
絵を壁にかけるときのフックが映っていたが、見ると「MOMAT」と刻印してあった。つまり、これらは東京国立近代美術館の特注品であるということになる。
専門家は知っていることだが、東京国立近代美術館のみならず、国立西洋美術館や東京国立博物館などは、書物などの文献資料も多くコレクションしている。専門の研究者向けには、基本的にオープンなものとして運営されているはずである。
2024年10月31日記
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