ウチのどうぶつえん「We are 海獣ズ」2024-11-13

2024年11月13日 當山日出夫

ウチのどうぶつえん We are 海獣ズ

海獣という言い方は、専門用語ではないのかな、と思って見た。どういう動物をこれにふくめるか、考え方がいろいろあるようだ。この回で登場していたのは、セイウチ、トド、アザラシ。

大分の水族館のセイウチの赤ちゃんは、とにかく可愛いと、感じる。ただ、繁殖には苦労があったらしい。これも、国内だけで繁殖を繰り返すと、遺伝的多様性の点で問題があることになるので、将来的には外国の動物園との協力も必要になるかもしれない。

城崎の水族館は、昔、行ったことがある。城崎にいくとついでに行くことになる定番の場所でもある。そのときは、このトドはまだいなかった。人のことばに反応するトドについては、ニュースで見たかと記憶する。それが、飼育員以外のお客さんの声であっても、携帯電話の声であっても、反応するというのが興味深い。また、複数のことばに対して、そのことばの意図すること(これを意味といっていいかどうかは難しいが)を独自に解釈して、複数のことばについても、反応するようになる、これはとても興味深い。

北海道のアザラシ。環境の変化で保護されるアザラシの赤ちゃんが増えているという。それを保護して、自然に帰すためには、その飼育もいろんな工夫があることになる。人が語りかけない、人の姿を見せない、エサもプールのなかに投げ入れる、などである。これからアザラシの生息する環境はどうなっていくのだろうか。

2024年10月28日記

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