Asia Insight 「韓国 父親たちの育休SOS」 ― 2025-01-31
2025年1月31日 當山日出夫
Asia Insight 韓国 父親たちの育休SOS
再放送である。最初の放送は、2023年9月29日。
一年とちょっと前の放送であるが、それから、この番組でとりあげた韓国社会の問題が劇的に改善した、というニュースは見ていない。
少子化は日本以上であるし、、それから、男性が育休を取ることへの社会的抵抗は、おそらく、日本よりも韓国の方がきびしいものがあるのだろう。日本の場合、制度的にまだ不十分とはいえ、育休をとったからといって解雇されるようなことは、まずないだろう。(皆無とは思わないが。)
この問題の根底にあるのは、韓国社会のなかにある、(特に男性についての)社会的な地位の序列意識だろうと思うが、どうなのだろうか。育休をとったぐらいで、出世競争から脱落せざるをえないというのは、日本の常識から考えて、ちょっと異常である。おそらく社会的階層についての意識、会社どうしの上下関係の意識、会社内での序列意識……こういうものの一つのあらわれが、育休取得問題ということで顕在化していると、理解していいだろうか。
2025年1月29日記
Asia Insight 韓国 父親たちの育休SOS
再放送である。最初の放送は、2023年9月29日。
一年とちょっと前の放送であるが、それから、この番組でとりあげた韓国社会の問題が劇的に改善した、というニュースは見ていない。
少子化は日本以上であるし、、それから、男性が育休を取ることへの社会的抵抗は、おそらく、日本よりも韓国の方がきびしいものがあるのだろう。日本の場合、制度的にまだ不十分とはいえ、育休をとったからといって解雇されるようなことは、まずないだろう。(皆無とは思わないが。)
この問題の根底にあるのは、韓国社会のなかにある、(特に男性についての)社会的な地位の序列意識だろうと思うが、どうなのだろうか。育休をとったぐらいで、出世競争から脱落せざるをえないというのは、日本の常識から考えて、ちょっと異常である。おそらく社会的階層についての意識、会社どうしの上下関係の意識、会社内での序列意識……こういうものの一つのあらわれが、育休取得問題ということで顕在化していると、理解していいだろうか。
2025年1月29日記
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