ザ・バックヤード「追跡特集! 新たな命と技術と発見と」2025-03-10

2025年3月10日 當山日出夫

ザ・バックヤード 追跡特集! 新たな命と技術と発見と

録画してあったのをようやく見た。

これまで取材したところで、その後、何があったのかということなのだが、これまでの放送で見たことのある施設であった。

オオサンショウウオの、絶滅したと思われていた種が、日本の動物園にいたことが分かったというのは、面白い。密輸されて来たものだったらしいが、それを保護して飼育する機能を、動物園がになっていたことが、役だったということになる。

ただ、これを、現代の生命科学の技術で、クローンを作成してよみがえらせる……ここまでする必要があるのだろうか、という気もする。自然環境の保護は、大切なことではあるが、生命倫理の観点から、どうなのだろうかと思わないではない。

マルミミゾウの妊娠のことは、他の番組だったか、ニュースだったか、言っていたのを憶えている。うまく出産してくれればいいと思う。

サメの繁殖の事例も、やはり、サメを専門に飼育している水族館だからこそできることにちがいない。

千葉の博物館の事例は、まさに博物館の役割を示すことになっている。ただ展示するだけではなく、将来に残すことも重要な仕事である。これは、たまたま、現代において発見があったということだが、場合によっては、数十年後、さらにもっと後になって、発見があることもあるにちがいない。たくさん集めて残しておくからこそ、分かってくることがある。これは、自然科学にかかわる資料だけではなく、人文学や歴史などの分野においてもそうである。

それにしても、小さな耳石の化石から、古代の魚のことが分かるというのは、面白い。

2025年3月7日記

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