最深日本研究 ~外国人博士の目~「“SNS×高齢者”を知りたい」2025-04-03

2025年4月3日 當山日出夫

最深日本研究 ~外国人博士の目~ “SNS×高齢者”を知りたい

これは面白かった。こういう内容が、どうして、他の普通の番組であつかわれないのだろうか。

高齢者でも、スマホを持っていて、SNSを使う、これが当たり前の時代になっている。これは、言うまでもないことだろう。見ていた範囲だと、SNSと言っているが、実際は、LINEである。LINEをどうつかうか。日本の場合の特徴としては、社会のとのつながりを求めて、ということがあるらしい。一方で、家族とは、LINEで連絡することはないという。まあ、そんなものかと思うが、これは、外国と比較すると、日本に顕著な特徴であるとのことである。

高齢者になっても、社会とのつながりをもっていたいという希望がある。そのためには、LINEが非常に有効なツールになっている。ここで、「生きがい」ということばが出てきていたが、これは、英語では表現することが難しいものだという。そうかなと思う。

私ぐらいの年代だと、神谷美恵子の『生きがいについて』という本は、学生のときに読んだ本であった。その後、みすず書房で刊行になった著作集は買って持っている。

ZOOMで女子会をする、というのは、そういうこともあるだろうと思う。面白かったのは、ChatGPTを使って、自伝を書いている男性。生成AIの機能を使うのではなく、音声認識の機能を利用して、口述筆記(?)をしている。この年代の男性の場合だと、キーボードからの入力に抵抗がある、その境界ぐらになるかもしれないが、どうなのだろうか。(私自身の感覚では、その認識精度が高いとはいっても、自分でキーボードから入力する方が楽である。使うのは、ATOKであるが。)

高齢者におけるSNS利用では、LINE以外の、X(旧Twitter)とか、Facebookとか、どうなのだろうか。Xに流れてくる、大量のフェイク情報(といっていいだろう)をどう思って見ているのか。信じているのか、無視しているのか。YouTubeも見るだろうが、いったいどんなものを見ているのだろうか。さらには、このようなメディアで、自身が発信するとしたら、どういうことについてなのだろうか。

スマホの使い方を習って、それをメモする。アイコンを紙に描いておく。これは、どういうものだろうと思う。(まあ、私の場合であれば、使いにくければ、そのアプリのユーザインターフェースの設計が下手だと思って、そういう杜撰な設計のものは使いたくないと思うだけであるが。)

私はスマホを持っていない。外に出歩くことが、ほとんどないので、その必要をまったく感じない。家にいるときは、かたわらに手を伸ばせばとどくところに、PC(今はVAIO)がおいてある。

世の中にパソコンが登場した時代から使ってきている。PC-9801で、BASICでプログラミングしたりした。その後、ワープロの時代になり、インターネットの時代になり、SNSの時代になった。Twitterは、二〇〇九年から使っている。ネチズンということばに、民主主義の未来を感じた時代があったことも記憶している。できれば、これから、この世の中がどうなるか、もうちょっと見てみたいという気でいる。

2025年4月2日記

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