ドキュメント72時間「ソウル 日本居酒屋」 ― 2025-04-03
2025年4月3日 當山日出夫
ドキュメント72時間 ソウル 日本居酒屋
BSの番組表を見ていて見つけたので、録画しておいて見た。
ソウルで、こういう店があるということは、あまり日本のテレビ番組などで報じられることはないと思う。いや、始めて見たと言った方がいいかもしれない。番組で取材していたのは、居酒屋だったが、他に、パン屋さんがあったり、カレーうどんの店があったり、焼き鳥屋さんがあったり、お弁当を食べていたり、といろいろである。蟹ラーメンが出てきていたが、値段が気になる。
居酒屋であるが、ちょっと高級である。おいてあるウイスキーが、山崎、響、白州、と高級なものばかりである。オールドは見当たらなかった。これは安物という評価なのだだろうか。(まあ、日本でも昔は、角瓶が上等のウイスキーであった時代もあるのだが。)
日本風の居酒屋であるが、そこでの飲食のマナーなどは、韓国風になる。これは、当然のことだろう。
店のメニューに、朝鮮語(私は、言語の名称としては朝鮮語ということにしている)を書いたハングル(これは、文字の名称であって、言語の名称ではない)があって、そこに、日本語で書いてある。漢字で書いてあるのは、日本語としてであるのだろう。今の韓国では、漢字は日常的には使わない文字になっているはずであるから。
そのメニューの内容は、普通の日本の居酒屋、といっていいだろう。ちょっと高級という印象はあるが。焼き餃子などは、今では、ほぼ日本の食文化といっていいものかもしれない。もとは、中国になるけれど。
取材したのが冬であるせいか、食べていたのが、鍋物が多い。これは、韓国ならではのものかもしれない。画面に映っていなかったのが、お刺身。普通の日本の居酒屋だったら、とりあえず頼むものとして、お刺身の盛り合わせ、となるところかもしれない。(これは、もう、私の感覚が古いのかとも思うが。)
京都の国際高校の卒業生という人が出てきていた。どういう人が行く学校なのだろうかと思っていたが、いろんな事情で、いろんな人が、そこを選んでいるのだろう。現在、日本の普通の正規の学校である。
こういう店にどんな人が来ているのか、そこから見えてくる韓国社会ということもある。この店にくるぐらいだから、日本に対して好意を持っている人は多いだろう。(おそらく、反日を主張する人が、わざとやってきて、迷惑行為をするとは思えないが。ひょっとすると、昔は、そういうこともあったのかもしれないとは、想像してみることになるけれど。)
お客さんに女性が多い。そして、子どもがいない。居酒屋に女性が行くかどうか、男性と一緒に酒を飲むかどうか、家族で子どもを連れて行くかどうか、このあたりは、食文化や人間関係についての文化的なことに、かかわってくることになるだろう。
登場していた男性が、昔、日本語の歌を歌っていじめられたと語っていたが、これは、もうちょっと注釈をつけておいた方がよかったかもしれない。それ以前は、公式には、日本語の歌を歌うことが禁じられていた時代もあった。その昔から比べれば、歌えるだけ自由になったと、私などは思うことになる。
それから、気になったこととして、焼き鳥屋さんが映ったとき、おまかせ、が楽しみとお客さんが言っていた。韓国には、焼き鳥屋さんなどでの、おまかせ、というシステムは珍しいらしい。日本では、当たり前のようにあると感じているが。
2025年3月27日記
ドキュメント72時間 ソウル 日本居酒屋
BSの番組表を見ていて見つけたので、録画しておいて見た。
ソウルで、こういう店があるということは、あまり日本のテレビ番組などで報じられることはないと思う。いや、始めて見たと言った方がいいかもしれない。番組で取材していたのは、居酒屋だったが、他に、パン屋さんがあったり、カレーうどんの店があったり、焼き鳥屋さんがあったり、お弁当を食べていたり、といろいろである。蟹ラーメンが出てきていたが、値段が気になる。
居酒屋であるが、ちょっと高級である。おいてあるウイスキーが、山崎、響、白州、と高級なものばかりである。オールドは見当たらなかった。これは安物という評価なのだだろうか。(まあ、日本でも昔は、角瓶が上等のウイスキーであった時代もあるのだが。)
日本風の居酒屋であるが、そこでの飲食のマナーなどは、韓国風になる。これは、当然のことだろう。
店のメニューに、朝鮮語(私は、言語の名称としては朝鮮語ということにしている)を書いたハングル(これは、文字の名称であって、言語の名称ではない)があって、そこに、日本語で書いてある。漢字で書いてあるのは、日本語としてであるのだろう。今の韓国では、漢字は日常的には使わない文字になっているはずであるから。
そのメニューの内容は、普通の日本の居酒屋、といっていいだろう。ちょっと高級という印象はあるが。焼き餃子などは、今では、ほぼ日本の食文化といっていいものかもしれない。もとは、中国になるけれど。
取材したのが冬であるせいか、食べていたのが、鍋物が多い。これは、韓国ならではのものかもしれない。画面に映っていなかったのが、お刺身。普通の日本の居酒屋だったら、とりあえず頼むものとして、お刺身の盛り合わせ、となるところかもしれない。(これは、もう、私の感覚が古いのかとも思うが。)
京都の国際高校の卒業生という人が出てきていた。どういう人が行く学校なのだろうかと思っていたが、いろんな事情で、いろんな人が、そこを選んでいるのだろう。現在、日本の普通の正規の学校である。
こういう店にどんな人が来ているのか、そこから見えてくる韓国社会ということもある。この店にくるぐらいだから、日本に対して好意を持っている人は多いだろう。(おそらく、反日を主張する人が、わざとやってきて、迷惑行為をするとは思えないが。ひょっとすると、昔は、そういうこともあったのかもしれないとは、想像してみることになるけれど。)
お客さんに女性が多い。そして、子どもがいない。居酒屋に女性が行くかどうか、男性と一緒に酒を飲むかどうか、家族で子どもを連れて行くかどうか、このあたりは、食文化や人間関係についての文化的なことに、かかわってくることになるだろう。
登場していた男性が、昔、日本語の歌を歌っていじめられたと語っていたが、これは、もうちょっと注釈をつけておいた方がよかったかもしれない。それ以前は、公式には、日本語の歌を歌うことが禁じられていた時代もあった。その昔から比べれば、歌えるだけ自由になったと、私などは思うことになる。
それから、気になったこととして、焼き鳥屋さんが映ったとき、おまかせ、が楽しみとお客さんが言っていた。韓国には、焼き鳥屋さんなどでの、おまかせ、というシステムは珍しいらしい。日本では、当たり前のようにあると感じているが。
2025年3月27日記
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