『とと姉ちゃん』「常子、父と約束する」 ― 2025-05-11
2025年5月11日 當山日出夫
『とと姉ちゃん』「常子、父と約束する」
最初の放送のときに、全部見ているはずである。二回目になる。
『とと姉ちゃん』のときは、週に六回の放送であったから、土曜日でひとまとまりになるのだが、とりあえず、この週を見た範囲で思うことを書いておく。
はっきりいって、このドラマのことは、あまり強く印象に残っていない。憶えているのは、最初の週に出てきた、染め物工場で染めた布を干してある場面であったり、東京に行ってから常子が水に飛び込む場面だったり、それから、何故かよく分からないがたびたび出てきていた福助人形だったり、である。
戦前から、戦中、戦後の社会を描き、その中で、自立して自分の生き方を見出していった女性の物語ではあったのだけれど、今一つ、印象的な場面とか、エピソードとかがあったという記憶がない。
二回目を見て、たいていこの頃のどの朝ドラもそうなのだが、第一週目は、非常に丁寧に作ってある。こういう家庭環境で育った女性なら、その後、『暮らしの手帖』(ドラマでは別の名前の雑誌だが)にかかわってもおかしくはない、そう感じさせるところがある。
浜松の小橋の家庭は、(この時代の普通の家庭を想像してみると)あまり普通ではない。お父さんが、ものわかりがよすぎる、やさしすぎるといってもいい。その一方で、責任感は非常に強い。こういうお父さんをうけついで、これからの常子が存在するということになるのだろう。
2025年5月9日記
『とと姉ちゃん』「常子、父と約束する」
最初の放送のときに、全部見ているはずである。二回目になる。
『とと姉ちゃん』のときは、週に六回の放送であったから、土曜日でひとまとまりになるのだが、とりあえず、この週を見た範囲で思うことを書いておく。
はっきりいって、このドラマのことは、あまり強く印象に残っていない。憶えているのは、最初の週に出てきた、染め物工場で染めた布を干してある場面であったり、東京に行ってから常子が水に飛び込む場面だったり、それから、何故かよく分からないがたびたび出てきていた福助人形だったり、である。
戦前から、戦中、戦後の社会を描き、その中で、自立して自分の生き方を見出していった女性の物語ではあったのだけれど、今一つ、印象的な場面とか、エピソードとかがあったという記憶がない。
二回目を見て、たいていこの頃のどの朝ドラもそうなのだが、第一週目は、非常に丁寧に作ってある。こういう家庭環境で育った女性なら、その後、『暮らしの手帖』(ドラマでは別の名前の雑誌だが)にかかわってもおかしくはない、そう感じさせるところがある。
浜松の小橋の家庭は、(この時代の普通の家庭を想像してみると)あまり普通ではない。お父さんが、ものわかりがよすぎる、やさしすぎるといってもいい。その一方で、責任感は非常に強い。こういうお父さんをうけついで、これからの常子が存在するということになるのだろう。
2025年5月9日記
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