アナザーストーリーズ「世界がまだ見ぬボールパークを!日本ハム本拠地移転」2025-05-21

2025年5月21日 當山日出夫

アナザーストーリーズ 世界がまだ見ぬボールパークを!日本ハム本拠地移転

録画してあったのを見て、まずやってみたことは、札幌ドームが今どうなっているか、ということである。検索してみて、そのHPを見てみた。今でも、サッカーと野球、それから、各種のイベントに使われている。(はっきりいって、一番おどろいたのは、開催されるイベントの一覧のなかに、エホバの証人の大会、というのがあったことである。別に、エホバの証人は、違法な組織ではないし……強いて比べて、旧統一教会のような存在ではないし……問題があるとは思わない。しかし、札幌ドームで地区の大会を開催するほどの規模で活動している組織である、ということは、改めて認識することになった。)

番組としては、いろいろと面白い内容だった。札幌ドームと球団との関係、球団の経営がどんなふうであったか、北広島市の対応、札幌市の対応、実際の建築の課題、雪国で人工芝の球場を作るための工夫……など、どれも興味深いものであった。(「新・プロジェクトX」でやってもいいようなテーマだが、この番組であつかった方が、よっぽど面白いものになっていると思う。)

私は、野球は見ない。野球場というところに行ったのは、学生のころも、慶早戦のときにも神宮球場に行ったことは無い。(こういう塾生もいてよかったのである。大学は休みになった。正式には、一時間目は受業があって、二時間目から休みなのだが、こんな日に、一時間目から受業するような先生は、誰もいなかった。よき時代であった。)

プロ野球というと、テレビのニュースで、スポーツのニュースのときに、ちょっと目にするぐらいである。しかし、その球団の運営、また、球場の運営、その立地する自治体との関係、多くの関係者がかかわっていることが分かる。ニュースでは、選手の活躍とか試合の結果を報じるだけであるが。(まあ、このごろは、大谷翔平の犬とか赤ちゃんの話題もあったりするけれども。)

見ていて思ったことであるが、札幌市の対応がまずかった、ということになるだろう。北広島市が誘致先として名乗りを上げてから、札幌市が手を上げるまでに、四か月もかかっている。しかも、具体的な候補地は決まっていなかったし、真駒内が候補になったときでも、地元の反対があった。(北広島でも、反対の声はあったかもしれないのだが、はたして実際はどうだったのだろうか。)

成功事例として見るならば……広大な空き地があり、札幌からの交通のアクセスもよく(鉄道、自動車)、計画が立てやすく、将来性も見込める、というあたりのことになるかと思う。この事例が、他の地方の過疎の自治体の活性化のお手本になるかどうか、これは、むずかしいかもしれなとは感じる。はたして、専門家はどう考えるのだろうか。

2025年5月15日記

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