ブラタモリ「東京・三軒茶屋▼三茶の発展は江戸の流行が鍵!?三軒の茶屋は今」2025-06-10

2025年6月10日 當山日出夫

ブラタモリ 東京・三軒茶屋▼三茶の発展は江戸の流行が鍵!?三軒の茶屋は今

三軒茶屋を「サンチャ」と略していうのは、テレサ・テンが歌った『スキャンダル』の歌詞で出てくる。1996年の歌である。この歌に、新宿歌舞伎町とか銀座とかが出てこないのは、そういう時代の流れのなかにあったと思い出すことになる。

東京に住んでいるとき、三軒茶屋には行ったことがないと思う。通り過ぎたことがあったかどうかである。あまりこちらの方面に用事があったということはない。

三叉路は魅力的であるが、三軒茶屋の三叉路が、結局は同じところにたどりつく、大山詣での道であるというのは、面白い。それほど、世田谷と江戸市中の往来が激しかったということでいいのだろうか。あるいは、大山詣でに専用の道を必要とするぐらい、人びとがおしかけたということなのだろうか。

三軒茶屋ということで、昔は、三軒の茶屋があったということらしい。大山詣でのルートということは、当然ながら、その帰り道ではいろいろと遊んで帰ることになっただろうから、誘惑の多い町だったということかとも思う。番組のなかでは、ただ茶屋と言っていただけで、それ以上、具体的には語っていなかったけれど。

興味深いの三角地帯として出てきていた、昔の闇市の面影をとどめて地域。このような界隈、飲み屋ならやっていけるだろうが、瀬戸物屋が商売になるとは、ちょっと思えない。おそらくは、かなりの不動産があって、それの収入でやっていけるから、元からあった店をそのまま、もうからなくても継続して維持している、ということではないかと思う。このような地域での、商売と土地の権利との関係ということでは、いろいろと面白いことがありそうである。そもそも、なぜ、この地域が昔の闇市であったのか、ということも気になる。(東京の闇市については、いくつか研究が出ていることは知っているのだが。)

2025年6月9日記

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2025/06/10/9781530/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。