『八重の桜』「蛤御門の戦い」2025-06-23

2025年6月23日 當山日出夫

『八重の桜』「蛤御門の戦い」

見ていて思ったこととしては、軍事的には、この戦いはどう見ることになるのだろうか、ということがある。

攻める長州の側としては、御所の塀などたいしたものではないので、よじ登って乗り越えて、中に突撃することも可能だったはずである。もし、天皇を奪う、ということが作戦の目的であったとするならば、これが一番てってりばやいし、簡単かと思う。

だが、いやしくも御所である。そんなに簡単に塀を乗り越えて乱入するということもできない。ここは、堂々と門を通って入っていく、ということを考えたのかもしれない。

その結果、門を警護することと、そこを突破すること、このぶつかり合いの戦闘ということになった……のかもしれない。

京都の町が焼けてしまった。応仁の乱以来というのは、京都の人間なら、そう思ってもおかしくはない。しかし、町屋がひしめいている京都の市街で、それまでに大火ということはなかったのだろうか。江戸の町は、なんども大火事になっている。京都の町の歴史に詳しい人に解説してもらいたいところである。

この時代の大砲で、土塀を破戒するほどの威力があったということなのだろうか。このあたりのことも、詳しいことがわかると面白い。

2025年6月22日記

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