NHKスペシャル「未完のバトン 第4回 総理の妻たち〜“権力”の目撃者〜」2025-08-26

2025年8月26日 當山日出夫

NHKスペシャル 未完のバトン 第4回 総理の妻たち〜“権力”の目撃者〜

録画してあったのをようやく見た。

はっきりいってあまり面白くなかった。これは、総理夫人という立場が、公的にきまったものではない、だから、何をやっても、やらなくても、それは別におおきな問題ではない、ということにあるのかと思う。(言うまでもないが、安倍政権のときに、総理の夫人は私人であるとの閣議決定があったはずだが、これは、茶番でしかない。)

公的に役割がきまっているなら、その行動の是非を論じることもできるだろうが、その判断の基準が存在しないことが、考えることを難しくしている。

ただ、私の思うこととしては、総理自身をふくめて、その夫人が、公的な場面でメディアのなかに登場するということが普通になってきている時代の流れを考えるならば、服装のみならず、その立ち居振る舞いについて、公的にサポートするシステムがあっていいはずである。私人だから公的にはいっさい関与しない、どんな服を着ているか、それは個人の自由だろう……というわけにはいかない。逆に、服装がだらしなかったり、態度が悪かったりするならば、まず、メディアにおいて批判の対象になる。

(もう、大昔の話しになるが、佐藤栄作が外遊するときについていった夫人が、ミニスカートであったことが、当時のマスコミでさんざん話題になって批判的に語られたことを憶えている。こんなことを覚えているのは、もう老人だけである。)

石破茂とは、慶應義塾大学でほぼ同じ時代に学生時代をすごしていることになるが、夫人の言っていたとおり、学部の学生でスーツを着ている、ネクタイをしている、ということは、ほぼなかった。大学院生ぐらいになると、ネクタイをして大学に行くということもあったが。

私としては、総理夫人よりも、総理公邸でおこったいろんなできごとや事件について、現場の状況に即して知りたいところである。幽霊やお化けの話しは大好きである。(セキュリティの関係で、映せないところはあるだろうけれど。)

2025年8月21日記

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2025/08/26/9798505/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。