『どんど晴れ』「わたし女将になります」2025-10-19

2025年10月19日 當山日出夫

『どんど晴れ』「わたし女将になります」

先週までの『チョッちゃん』に続けて見ている。『どんど晴れ』の最初の放送のときのことは、ほとんど憶えていない。だが、わりと近年に再放送したときには、半分ぐらいはなんとなく見ていたかと思う。都会育ちの若い女性が、田舎の格式の高い旅館の女将になるまでの奮闘記ということであったかと思うのだが、詳しく見ていたということではない。

はっきりいって比嘉愛未は、あまり上手な女優さんとは感じないのだが、朝ドラの作り方としては、その他の役をベテランが固めることで、うまく作ってある。

第1週を見て感じるところでは、草笛光子は、格式ある旅館の大女将として、さすがの貫禄である。

加々美屋は、格式は高いということだが、経営はどうなのだろうか。ドラマの時代なら、古い建物は壊して、新しくした方がいいという判断もあっただろう。しかし、これが、現代だったら、逆に古いままを残した日本風の旅館ということで、お客さんを呼べるかもしれない。だが、その経営は、外資系企業に買い取られてしまって、ということになっているかもしれない。

はじめの週を見て、そう面白いと感じることもないが、つまらないと感じるところでもない。今のところ手堅く作ってあるという印象である。

しかし、それにしても、婚約者がいるのにそれを破棄して、旅館を継ぐためにもどるという柾樹もどうかと思うが、それなら、加々美屋の女将になりますという夏美も、どっか変である。まあ、変だからこそ、ドラマになっているということなのだとは思うのであるが。

夏美が大女将のおばあちゃん宛てに書いた手紙が映っていた。ワープロではなく、手書きの手紙だったのだが、その文字は、現代の女性のものである。加々美屋の女将になるなら、まずは、習字からと思ったりした。

どうでもいいことだが、『ばけばけ』と続けて見ていると、小豆洗よりも、座敷童の方が、絶対に可愛いと思うのである。

2025年10月18日記

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