知恵泉「岩切章太郎 南国宮崎・新婚旅行ブーム仕掛け人」 ― 2025-07-19
2025年7月19日 當山日出夫
知恵泉 岩切章太郎 南国宮崎・新婚旅行ブーム仕掛け人
この人物のことは知らなかった。しかし、地方の観光のことについては、とても有名な人なのだろう。
宮崎には行ったことがある。定番の観光コースになる。高千穂に行った。このころは、まだJR(だったと思う)が走っていた。
宮崎が新婚旅行の人気の行き先だったということは、私ぐらいの年代なら覚えていることである。だが、なぜ、そのようになったかということについては、あまり考えたことがなかった。たしかに、世の中でそういうブームが起こるということは、それを発案した人間がいるということになる。(そもそも、新婚旅行ということが恒例化したのは、どういう経緯かということになる。そこには旅行業者や、鉄道などの、おもわくがあってのことにちがいないとは思うが。)
Wikipediaを見ると、岩切章太郎は、一高から東大に入っているが、同期に岸信介などがいたことになる。番組のなかでは言っていなかったが、一高・東大の人脈をかなり活用していたことだろう。
見るべきものがないのなら、風景を作ってしまう……こういう発想は、なかなか出てこない。宮崎の南国のイメージは作られたものということになるが、しかし、戦略としては成功したことになる。といって、このような方式が、他の地域で通用するかどうかは、難しいかもしれないが。
とはいっても、現在の日本の観光地というのは、どこであってもなにがしか近代になってから作ってきたものであることは、たしかなことである。京都もそうだろうし、伊勢などもそうである。
観光バスというのに、ひさしく乗っていない。バスガイドさんという仕事は今でもあるあるのだろうが、はたして今はどういう職場になっているだろうか。もう今では、バスに乗って旅行に行こうという気にはならないでいる。
朝ドラの『たまゆら』はタイトルは覚えている。見たという記憶はない。この時代は、文字通りの「連続テレビ小説」であった。川端康成の『たまゆら』は、講談社文芸文庫版がある。あいにくKindle版がない。
2025年7月17日記
知恵泉 岩切章太郎 南国宮崎・新婚旅行ブーム仕掛け人
この人物のことは知らなかった。しかし、地方の観光のことについては、とても有名な人なのだろう。
宮崎には行ったことがある。定番の観光コースになる。高千穂に行った。このころは、まだJR(だったと思う)が走っていた。
宮崎が新婚旅行の人気の行き先だったということは、私ぐらいの年代なら覚えていることである。だが、なぜ、そのようになったかということについては、あまり考えたことがなかった。たしかに、世の中でそういうブームが起こるということは、それを発案した人間がいるということになる。(そもそも、新婚旅行ということが恒例化したのは、どういう経緯かということになる。そこには旅行業者や、鉄道などの、おもわくがあってのことにちがいないとは思うが。)
Wikipediaを見ると、岩切章太郎は、一高から東大に入っているが、同期に岸信介などがいたことになる。番組のなかでは言っていなかったが、一高・東大の人脈をかなり活用していたことだろう。
見るべきものがないのなら、風景を作ってしまう……こういう発想は、なかなか出てこない。宮崎の南国のイメージは作られたものということになるが、しかし、戦略としては成功したことになる。といって、このような方式が、他の地域で通用するかどうかは、難しいかもしれないが。
とはいっても、現在の日本の観光地というのは、どこであってもなにがしか近代になってから作ってきたものであることは、たしかなことである。京都もそうだろうし、伊勢などもそうである。
観光バスというのに、ひさしく乗っていない。バスガイドさんという仕事は今でもあるあるのだろうが、はたして今はどういう職場になっているだろうか。もう今では、バスに乗って旅行に行こうという気にはならないでいる。
朝ドラの『たまゆら』はタイトルは覚えている。見たという記憶はない。この時代は、文字通りの「連続テレビ小説」であった。川端康成の『たまゆら』は、講談社文芸文庫版がある。あいにくKindle版がない。
2025年7月17日記
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2025/07/19/9789890/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。