BS世界のドキュメンタリー「ウクライナ 戦時下のEU加盟交渉」 ― 2025-10-07
2025年10月7日 當山日出夫
BS世界のドキュメンタリー 「ウクライナ 戦時下のEU加盟交渉」
2025年。スウェーデン、フランス、ベルギー、ウクライナ。
この番組は、おそらく2022年の時点からずっと取材を続けてきて、それを編集したものなのだろう。現在、ウクライナはEUについては、加盟候補という段階で、順調にすすめば、近いうちに加盟が認められる、という段階だと認識している。
EUの加盟が、とても面倒なことだということがよくわかる。何よりも、それにむけての下準備、特に、外交面でのいろんな用意があってのことになる。
この流れのなかで独自の立ち位置を示しているのが、やはりハンガリーということになる。EUの中で、必ずしも反ロシアで固まっているというわけではない。
2014年のマイダン革命のときからの取材の蓄積があって、こういう番組になっているのだろうし、同じような取材は、ウクライナでも他の政治家、また、EUの加盟国についても、さまざまな政治家についての取材を継続的に行ってきていることの結果として、このような番組になっているのだろうと思う。
はたして、このような番組を日本で作れるだろうか。日本国内の政治家だけではなく、韓国や台湾などの政治の状況について、どれぐらい、取材の蓄積を持っているのだろうか。
それから、EUというのが、国民国家という枠組みを基本としていることは、あらためて確認しておく必要がある。(ただ、その内部においては、独仏を中心とした西欧国家が、旧東欧共産圏諸国に対して、どうふるまうのか、という問題をかかえていることになるだろうと思っているのだが、これは、これからどうなるだろうか。)
2025年10月2日記
BS世界のドキュメンタリー 「ウクライナ 戦時下のEU加盟交渉」
2025年。スウェーデン、フランス、ベルギー、ウクライナ。
この番組は、おそらく2022年の時点からずっと取材を続けてきて、それを編集したものなのだろう。現在、ウクライナはEUについては、加盟候補という段階で、順調にすすめば、近いうちに加盟が認められる、という段階だと認識している。
EUの加盟が、とても面倒なことだということがよくわかる。何よりも、それにむけての下準備、特に、外交面でのいろんな用意があってのことになる。
この流れのなかで独自の立ち位置を示しているのが、やはりハンガリーということになる。EUの中で、必ずしも反ロシアで固まっているというわけではない。
2014年のマイダン革命のときからの取材の蓄積があって、こういう番組になっているのだろうし、同じような取材は、ウクライナでも他の政治家、また、EUの加盟国についても、さまざまな政治家についての取材を継続的に行ってきていることの結果として、このような番組になっているのだろうと思う。
はたして、このような番組を日本で作れるだろうか。日本国内の政治家だけではなく、韓国や台湾などの政治の状況について、どれぐらい、取材の蓄積を持っているのだろうか。
それから、EUというのが、国民国家という枠組みを基本としていることは、あらためて確認しておく必要がある。(ただ、その内部においては、独仏を中心とした西欧国家が、旧東欧共産圏諸国に対して、どうふるまうのか、という問題をかかえていることになるだろうと思っているのだが、これは、これからどうなるだろうか。)
2025年10月2日記
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