よみがえる新日本紀行「弓と焼酎-宮崎県日南市-」 ― 2025-09-05

2025年9月5日 當山日出夫

よみがえる新日本紀行 「弓と焼酎-宮崎県日南市-」

再放送である。2021年8月8日。オリジナルは、1975(昭和50)年、8月18日。

野良仕事をしていて、お昼の時間になって、焚き火でヤカンのお湯をわかす、そして、瓢箪に入れてあった焼酎を一口飲む……今では、こんなことはもうないかもしれない。美味しいと思うが、あまり健康的ではないかもしれない。

街の中の商店街があって、中学生だろうか歩いている。買物客もいる。リヤカーで、おそらく近隣の農家の人だろうが、野菜の行商にきて道ばたで売っている。こんな光景は、昭和50年ごろなら、日本の各地にあった風景だと思うが、今では姿を消してしまったものであろう。いつのまにか、人びとの日常の生活の風景は変わっていく。

四半的(しはんまと)は、何かで見て憶えたような記憶があるのだが、はっきりとしない。これは、今でも、この地方に残り、人びとに愛好されている。

昭和50年の時点で、この四半的の矢を作れる職人さんがたった一人だけになってしまったと言っていたのだが、現在では、どうなのだろうか。弓と矢を作る職人さんは、どれくらいいるのだろうか。

昔の四半的の試合のとき、点数を記入するのに、「玉」という字を書いていた。ちょうど、画数としては5画である。「正」という字を使うのが、普通かなとも思うが、「玉」を使う習慣は、今はどうなっているのだろうか。現在の試合の場面では、算用数字が書いてあった。(なんとなく味気ない気もするが。)

焼酎を飲みながら、男女問わず、四半的の競技に夢中になっている姿は、なんだかとてもいい。こういう地域共同体の生活感覚は、今ではすたれてしまったものといえるかもしれない。

2025年9月3日記

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログの名称の平仮名4文字を記入してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2025/09/05/9800993/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。