『おちょやん』あれこれ「好きになれてよかった」2021-01-24

2021-01-24 當山日出夫(とうやまひでお)

『おちょやん』第7週「好きになれてよかった」
https://www.nhk.or.jp/ochoyan/story/07/

前回は、
やまもも書斎記 2021年1月17日
『おちょやん』あれこれ「楽しい冒険つづけよう!」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/01/17/9338341

この週で、映画女優としての千代のスタートということになった。

鶴亀の撮影所に女優として採用されることになった。最初は、大部屋女優の下っ端である。そこで失敗もする。が、なんとか生きのびていくことになる。千代を助けてくれたのは、助監督の小暮であった。また、高城百合子と再会する。

この週での見どころと思うのは次の二点ぐらいだろうか。

第一に、千代の女優としての成長。

大部屋女優の下っ端からスタートすることになるのだが、高城百合子をかつて知っていたこともあって、なんとか女優として仕事をもらえるようになった。高城百合子はこのように言っていた……役者は人をだます仕事である、しかし、自分に対してうそをついてはいけない。自由なのである、と。この高城百合子の助言が功を奏したのか、「カルメン」の映画の代役に抜擢され、監督から褒められることになる。

第二に、千代の恋。

恋人役をあてがわれて、どのように演じていいのか困る千代は、助監督の小暮に恋人役になってくれとたのむことになる。一緒に映画を見に行き、食事したりする。その結果、千代は本当に小暮のことが好きになってしまったようだ。

だが、撮影所には、幼い時から知っている、一平がやってきていた。さて、これから、千代の恋と、一平とはどんな関係になっていくのだろうか。

以上の二点が、この週を見て思ったことなどである。

ところで、千代は、カフェーのキネマに住んでいるのだが、女給の仕事はしているのだろうか。あるいは、昼間は映画撮影所で女優の仕事をし、夜は女給ということなのだろうか。どうもこのあたりが、曖昧である。しかし、キネマの人びとは、千代に優しい。

次週、父親のテルヲが撮影所にやってくることになるようだ。たぶん、また金の無心かと思うが、これに対して千代やどう対応することになるのだろうか。それから、小暮との関係はどうなるのか。楽しみに見ることにしよう。

2021年1月23日記

追記 2021年1月31日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年1月31日
『おちょやん』あれこれ「あんたにうちの何がわかんねん!」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/01/31/9342678

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