『ARG』334号 ― 2008-08-04
2008/08/04 當山日出夫
ARGの334号について。CH-69のまとめも終わっていないのに、かかなければいけない原稿もあるのに、採点もしなければならいのに……と、おもいつつ、これだけは、中止しないでおく。
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080804/1217779792
国語研は、いったいどうなるのであろうか、ま、内部に知り合いはいるので、個人的にたずねれば、教えてはもらえるのだが、なりゆきを見守ることにする。
日本語教育ネットワーク
http://www.kokken.go.jp/nknet/
今、(新)常用漢字の審議中。それにあわせて、こちら(?)としても、最近、ワークショップを開催したばかり。(※ これは、本にします。)
問題は、(新)常用漢字が、日本語を母語としない人を視野にいれたものであるかどうか。折しも、外国からの、看護師・介護士など専門職について、うけいれる方向に、日本政府は動き始めている。いずれ、この動きは、他の職種にも拡大するだろう。(実は、現実には、すでに、そうなっているのであるが。)。日本の国の将来は、日本語の将来と、重なる。
そうなったとき、日本語教育において、基本となる語彙・漢字はどうであるべきなのか。少なくとも、この点について、一番の基礎的資料を持っているのは、国語研である。
それから、私も気になっているのが、丸善と、大日本印刷の動き。図書館に本が入る以前の段階から、この2社のコントロールされる……それが、どうなるのか、わからないが、一抹の危惧がないではない。図書館は、自らの意志で、蔵書を選ぶ、これがまず基本であろう。
ところで、『ウェブは菩薩である』の深見さんと、岡本さんを引き合わせたという、折田明子さんのブログは、私も、見ている。ネット社会とはどういうものであるか、という考察については、トップクラスのブログであると思う。
さて、『ウィキペディア革命』(岩波書店)、注文はしたが、読んでいる暇がつくれるかどうか、である。
當山日出夫(とうやまひでお)
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