NHKスペシャル「戦国サムライの城 第2集 家康“巨大城郭”に秘めた夢」 ― 2025-10-01
2025年10月1日 當山日出夫
NHKスペシャル 戦国サムライの城 第2集 家康“巨大城郭”に秘めた夢
再現ドラマ部分は要らないと思うのだけれど、制作した側の意図としてはどうなのだろうか。
江戸時代になって家康の城作りが、どのような政治的な意図があったのか。あるいは、城を一緒に作ることによって、大名たちの関係にどう変化があったのか。ということが一つある。
しかし、これも、江戸時代になって平和な時代になってみんな大名たちは安心したということではなかっただろう。その後、幕府によって改易されたりした大名はたくさんあったはずで、もうこれで戦争はないので安心できるとは、思わなかったはずである。
最新の技術で、石垣の築城が細かに分析できるようになり、大名で分担した区域の違いとか、隣接する区域どうしで協力した(らしい)ということが分かってきた。これは、面白い。
また、石を割る技術として、大きな石に楔をうちこんで割る技術が、どうやら朝鮮から伝わったらしい、ということである。秀吉の文禄慶長の役(こういう名称は、今では使わないかと思うが)からである。そうであるならば、現在の朝鮮半島に残っている建造物で使われている石材がどう加工されたものか、見てみたいのだが、ここは、取材の手間を惜しんだのだろうか、映っていなかった。このことは、再現ドラマにかけるコストがあったなら、朝鮮半島の石材の加工技術の歴史ということを、取材してほしかった。
中井清正のことが出てきていたが、近世の建築史を考えるうえで、中井家文書が重要な史料である、というぐらいは知っている。これも、いくつかに別れて残っている。(京都大学などでは、デジタル化して公開している。)
どうでもいいことなのだが、中井家文書として残っている建築図面など、大きな紙に書いたものである。その他、現代にのこっているものでは、地図とか絵画とか、大きな紙に描いたものがある。こういう大きな紙は、どうやって作ったのだろうか。紙の歴史についての本はいくつか持っているのだが、古典籍の料紙についての研究ということは多くある。地図や図面のような大きなサイズの紙は、どうやって作ったものなのか、これも気になったところである。
2025年9月26日記
NHKスペシャル 戦国サムライの城 第2集 家康“巨大城郭”に秘めた夢
再現ドラマ部分は要らないと思うのだけれど、制作した側の意図としてはどうなのだろうか。
江戸時代になって家康の城作りが、どのような政治的な意図があったのか。あるいは、城を一緒に作ることによって、大名たちの関係にどう変化があったのか。ということが一つある。
しかし、これも、江戸時代になって平和な時代になってみんな大名たちは安心したということではなかっただろう。その後、幕府によって改易されたりした大名はたくさんあったはずで、もうこれで戦争はないので安心できるとは、思わなかったはずである。
最新の技術で、石垣の築城が細かに分析できるようになり、大名で分担した区域の違いとか、隣接する区域どうしで協力した(らしい)ということが分かってきた。これは、面白い。
また、石を割る技術として、大きな石に楔をうちこんで割る技術が、どうやら朝鮮から伝わったらしい、ということである。秀吉の文禄慶長の役(こういう名称は、今では使わないかと思うが)からである。そうであるならば、現在の朝鮮半島に残っている建造物で使われている石材がどう加工されたものか、見てみたいのだが、ここは、取材の手間を惜しんだのだろうか、映っていなかった。このことは、再現ドラマにかけるコストがあったなら、朝鮮半島の石材の加工技術の歴史ということを、取材してほしかった。
中井清正のことが出てきていたが、近世の建築史を考えるうえで、中井家文書が重要な史料である、というぐらいは知っている。これも、いくつかに別れて残っている。(京都大学などでは、デジタル化して公開している。)
どうでもいいことなのだが、中井家文書として残っている建築図面など、大きな紙に書いたものである。その他、現代にのこっているものでは、地図とか絵画とか、大きな紙に描いたものがある。こういう大きな紙は、どうやって作ったのだろうか。紙の歴史についての本はいくつか持っているのだが、古典籍の料紙についての研究ということは多くある。地図や図面のような大きなサイズの紙は、どうやって作ったものなのか、これも気になったところである。
2025年9月26日記
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2025/10/01/9806634/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。