3か月でマスターするアインシュタイン「第7回 ブラックホールの正体は?」 ― 2025-08-26
2025年8月26日 當山日出夫
3か月でマスターするアインシュタイン 第7回 ブラックホールの正体は?
夏の間、忙しかったり、特に今年の夏は暑かったりで、録画してあったのをようやく見た。
ブラックホールについてであったが、理論的にこういうものがありうるということを予測したのが先行している、ということが興味深いところである。ラプラスがニュートン力学の範囲として予測し、アインシュタインの理論でも、有りうるということになる。
だが、それが実際に観測されたのは、割と新しいことである。2019年。
ブラックホールがあるとすれば、おそらくこういうもので、こんなことが観測できれば、その存在が証明できるだろう、ということと、実際に宇宙の観測でそれが分かったということ……これらを合わせて考えるということになる。おそらく、今後の観測技術の進歩によって、いろんな現象が分かってくるのだろうと思う。
観測技術を考えて実際にやってみるというのも、これも、とても面白い研究だろうと感じる。
やはり、こういうのを見ると、理論的に考えることが好きなタイプの研究者と、実際に観測や観察をするのが好きな研究者のタイプ、これはあることになる。私の分かる範囲でも、言語の研究でも、おおむねどちらかのタイプに分かれる。もともとの人間の素質ということもあるし、勉強したときの師匠がどんな人だったか、というようなこともある。どういう方向に自分の道を考えるかは、まあ、運命だろうなあと、(この年になってふりかえると)思うことになる。
2025年8月23日記
3か月でマスターするアインシュタイン 第7回 ブラックホールの正体は?
夏の間、忙しかったり、特に今年の夏は暑かったりで、録画してあったのをようやく見た。
ブラックホールについてであったが、理論的にこういうものがありうるということを予測したのが先行している、ということが興味深いところである。ラプラスがニュートン力学の範囲として予測し、アインシュタインの理論でも、有りうるということになる。
だが、それが実際に観測されたのは、割と新しいことである。2019年。
ブラックホールがあるとすれば、おそらくこういうもので、こんなことが観測できれば、その存在が証明できるだろう、ということと、実際に宇宙の観測でそれが分かったということ……これらを合わせて考えるということになる。おそらく、今後の観測技術の進歩によって、いろんな現象が分かってくるのだろうと思う。
観測技術を考えて実際にやってみるというのも、これも、とても面白い研究だろうと感じる。
やはり、こういうのを見ると、理論的に考えることが好きなタイプの研究者と、実際に観測や観察をするのが好きな研究者のタイプ、これはあることになる。私の分かる範囲でも、言語の研究でも、おおむねどちらかのタイプに分かれる。もともとの人間の素質ということもあるし、勉強したときの師匠がどんな人だったか、というようなこともある。どういう方向に自分の道を考えるかは、まあ、運命だろうなあと、(この年になってふりかえると)思うことになる。
2025年8月23日記
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