『諸君!』と『朝日ジャーナル』2009-03-08

2009/03/08 當山日出夫

昨年(2008)から、今年(2009)は、どのような年として記憶されるだろうか。一般的には、100年に一度の大不況の時期、かもしれない。

個人的には、2008年は、筑紫哲也が亡くなった年。そして、2009年は、『諸君!』(文藝春秋)が、休刊となる年。

学生のころ、『朝日ジャーナル』を買って、同時に、『諸君!』を読んでいたりした。中間の、毒にも薬にもならないようなのは、無用。

ある人の死が、一つの時代を象徴する例が、個人的には、ある。その一人が、筑紫哲也。言論(ジャーナリズム)が消えた、と感じる。他には……吉田満(『戦艦大和ノ最期』の著者)もそう。戦後が終わった、と戦後生まれの私は実感した。

単なる、個人的な感傷であろうが。

當山日出夫(とうやまひでお)

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