映像の世紀バタフライエフェクト「史上最大の作戦 ノルマンディー上陸」2024-04-20

2024年4月20日 當山日出夫

映像の世紀バタフライエフェクト 史上最大の作戦 ノルマンディー上陸

私の子どものころ、テレビで「コンバット」を見ていた。第二次世界大戦のとき、ヨーロッパ戦線におけるアメリカ軍の物語である。この番組が始まるとき、私の記憶ではということになるが、ノルマンディー上陸作戦のときのことから話しが始まっていたと憶えている。

映画の『史上最大の作戦』は、テレビで見ただろうか。原題が、『The Longest Day』であったことも、どこかで知って憶えていることである。

最近読んだもののなかでは、『戦場のコックたち』(深緑野分)もたしか、連合軍のノルマンディー上陸作戦のときのことから始まっていたかと思う。また、『針の眼』(ケン・フォレット)は、英独の諜報戦を描いた傑作戦争冒険小説といっていいだろう。

これまでに「映像の世紀」シリーズでも、ノルマンディー上陸作戦のことは取りあげてきている。諜報戦、天候の偶然、ドイツ軍の防衛の不備、特にロンメル将軍のこと……などが取りあげられてきたのを見たと憶えている。また、このときに戦場にいた、ロバート・キャパの写真はあまりに有名かもしれない。

上陸作戦を知らせる暗号に使われたのは、ヴェルレーヌの詩だった。これを、番組では上田敏の訳を使っていた。(これは、高校生のころに憶えたものである。)

戦史に詳しい人ならいろいろ言うべきことがあるのかもしれないが、しかし、番組を見た限りで、この上陸作戦の成功、逆にいえば、ドイツ軍の失敗、ということが、その後の戦局の分かれ目になったことになる。このあたり軍事史の専門家は、どう評価することになるのだろうか。

それにしても、この作戦のときの実際の映像資料が残っているということも、ある意味では驚きである。しかも、部分的にはカラー映像で残っている。

サリンジャーのことが出てきていた。『ライ麦畑でつかまえて』は読んだことはあるのだが、その作者ということぐらいでしか知らなかった。

2024年4月17日記

ザ・バックヤード「浜松市楽器博物館」2024-04-20

2024年4月20日 當山日出夫

ザ・バックヤード 浜松市楽器博物館

浜松市楽器博物館のことは知らなかった。

リードオルガンは、私の小学生のころ、教室にあったのを記憶している。これはいまではもう使われなくなってしまっているのだろう。子どもの幼稚園のころには、ピアノがあった。

金管楽器……唇を振動させて音を出す。これと木管楽器の違いということも、初めて知った。

興味深いのは、収蔵してある楽器を、音の出る状態で保っていることかと思う。(あるいは、そのすべてがそうであるということはないのかもしれないのだが。)

小学校での授業はとてもいい。実際に、世界の各地の楽器を音を出してみる。そして、自分で演奏してみる。このような機会は、是非とも多くの子どもたちに体験してもらいたいものである。

「スーホの白い馬」は、子どもの小学校の教科書に載っていた。何十年も前のことである。宿題で、本読みをしなければならないので、何回も子どもが読むのを聞いた。この作品、今の小学校の国語の教科書にもあるようだ。

2024年4月18日記