出版のコストと編集2009-08-25

2009-08-25 當山日出夫

ARGフォーラム「この先にある本のかたち」、いろんなところで反響があるようである。その一つ、

横浜逍遙亭 2009年8月23日
本は編集者が作る
http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20090823/p1

一読の価値ありと思う。とりあえず。

當山日出夫(とうやまひでお)

議論と実行と決断2009-08-25

2009-08-25 當山日出夫

岡本さん、どうもコメントありがとうございます。

http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/08/22/4531595

まさに、日本のこれからの人文情報学(デジタル・ヒューマニティーズ)にとって必要なのは、ご指摘の観点かと思い、勉強になりました。誤解しているかもしれませんが・・・

一つには、「理念」をもとめて「議論」をつみかさねていくことも重要だと思う。しかし、「議論」だけではだめで「実行」がともなわなければならない。そして、このとき重要なのは、このとき、どのように「決断」をくだしたのか、そのことが説明できるかどうか、ではないだろうか。

(参加していない人には分かりにくくなって恐縮であるが)昨日の立命館ARCでの画像デジタルアーカイブの研究会。井手さんにしても、赤間さんにしても、非常にすぐれたことを「実行」している。課題としては、巨大・高精細スキャナと、市販のデジカメと、なぜそれを選んだのか、その「決断」の説明が説得力を持って語れるかどうか、であると思う。

やまもも書斎記
文化資源としてのデジタル画像データ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/08/24/4534469

井手亜里さんについては、次のHPが適当だろうか、
芸術のための科学技術
http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/2007/2007-12/page05.html

赤間亮さんについては、Artscapeに、景山幸一さんによる紹介の記事がある、
http://artscape.jp/study/digital-achive/1201161_1959.html

當山日出夫(とうやまひでお)

Googleで日付指定検索2009-08-25

2009-08-25 當山日出夫

この件、渋沢財団の「情報の扉の、そのまた向こう」による。
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20090825

http://googlejapan.blogspot.com/2009/08/google_24.html
Googleで、日付を指定しての検索が可能になった。Google自身が例として提示している例では、

「液晶モニター 価格」に一致する、1999 年に作成されたページ

というものである。

つまり、Googleに、キャッシュされて残っている限り、すでに、WEBアーカイビングといえなくもない、少なくとも、上位にヒットするものを探す、というレベルをこえる機能を持ったことは確かである。もはや、単なる検索エンジン以上のものになっている。

また、Google Book Searchとフランス国立図書館が契約するらしい。この件も、この同じ日の渋沢財団ブログ「情報の扉の、そのまた向こう」に掲載。

CNET
http://japan.cnet.com/clip/global/story/0,3800097347,20398485,00.htm

當山日出夫(とうやまひでお)

追記 2009-08-26
フランス国立図書館に訂正(←国会図書館と書いてしまっていた)