議論と実行と決断2009-08-25

2009-08-25 當山日出夫

岡本さん、どうもコメントありがとうございます。

http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/08/22/4531595

まさに、日本のこれからの人文情報学(デジタル・ヒューマニティーズ)にとって必要なのは、ご指摘の観点かと思い、勉強になりました。誤解しているかもしれませんが・・・

一つには、「理念」をもとめて「議論」をつみかさねていくことも重要だと思う。しかし、「議論」だけではだめで「実行」がともなわなければならない。そして、このとき重要なのは、このとき、どのように「決断」をくだしたのか、そのことが説明できるかどうか、ではないだろうか。

(参加していない人には分かりにくくなって恐縮であるが)昨日の立命館ARCでの画像デジタルアーカイブの研究会。井手さんにしても、赤間さんにしても、非常にすぐれたことを「実行」している。課題としては、巨大・高精細スキャナと、市販のデジカメと、なぜそれを選んだのか、その「決断」の説明が説得力を持って語れるかどうか、であると思う。

やまもも書斎記
文化資源としてのデジタル画像データ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2009/08/24/4534469

井手亜里さんについては、次のHPが適当だろうか、
芸術のための科学技術
http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/2007/2007-12/page05.html

赤間亮さんについては、Artscapeに、景山幸一さんによる紹介の記事がある、
http://artscape.jp/study/digital-achive/1201161_1959.html

當山日出夫(とうやまひでお)

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