よみがえる新日本紀行「能舞の里 〜福井県池田町〜」 ― 2026-05-09
2026年5月9日 當山日出夫
よみがえる新日本紀行「能舞の里 〜福井県池田町〜」
オリジナルは、昭和54年(1979年)である。
福井の山間部の村落である。ひなびたところとしては、なんとなく『越前竹人形』(水上勉)など思ってしまうが、この小説ほどには田舎ではない。オリジナルの放送のあった時点で、道路は舗装されていて、福井の街まで一時間ほどであった。
重要無形文化財の能舞である。見ていて、芸能として興味深いし、そして、上手である。起源は、鎌倉時代までさかのぼるという言い伝えがあるらしいが、演目などから考えると、室町時代以降、現代の能楽などと起源をおなじくするものかと思われる。
村では人口が減っていたと言っていた。残っているのは、長男ばかりである、と。昔の農村部では、長男は、家を継ぐために家に残るが、次男以下は、都市部に働きに出る。こういうのが、高度経済成長期の日本だった。
別火の習慣が残っていた。民俗としては、よく知られたことだと思うが、この時代において、なぜそうするのか意味は分からないが、そうする習慣だからということのようだった。民俗の行事が残るというのは、ただ、昔の人がそうしてきたからということで、受け継がれていくものである。
昭和54年の映像では、わらぶきかなと思われる家がたくさんあったが、現在ではなくなっている。過疎の地域ではあるが、現在でも、なんとか一定の人口を保っているらしい。
お嫁さんが、歩いていた。いまでも、こういう風習は残っているのだろうか。
能舞の民俗芸能は、残っていってほしいと思う。
2026年5月7日記
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