『ARG』のバックナンバー2010-10-02

2010-10-02 當山日出夫

永崎さんのコメントにも、あるように、『ARG』が、バックナンバーを読めるというのは、ありがたい。当初の予定では、学生に、『ARG』に登録させておいて、その最新版を、読んでいく・・・ということを考えていた。なれてくれば、学生自身に、その内容について、プレゼンテーションしてもらってもいいだろう。

ところが、どうも最近の『ARG』は、図書館問題に、かたよりすぎているきらいがなくもない。(まあ、強いて言えばの話しであるが。)昔のように、新発見のリソースの紹介、ということがめっきり少なくなって、いや、最近では、まったくなくなってしまった。

これは、後期授業のシラバスを書いたのが、もう、半年以上、一年近くになる前の話である。それから、考えると、やむをえないということもできる。

さて、どうしようか。

まず、「デジタルアーカイブ」ということから説明するように考えてみる。だいたい、インターネット上の学術リソースの大部分は、いわゆる「デジタルアーカイブ」という範疇にはいることが多い。

そして、それ以前に、そもそも「アーカイブズ」(文書館)とは何であるか、ということを簡単に説明する。そのうえで、最近、日本でつかわれるところの「デジタルアーカイブ」について概略説明する。たとえば、文化遺産オンラインの紹介などである。

そのうえで、時間を考えて、『ARG』のバックナンバーを読んでいくことにしようか、と今は、考えている。あるいは、Wikipediaでもいい。その解説文をきちんと読んでみる。インターネット上の「知」というものが、どんな性格を持っているものなのか、考えてみるきっかけにしたいのである。

10月~11月にかけて、さらに12月もいろいろ行事が多い。その合間をぬって、授業の準備である。

當山日出夫(とうやまひでお)

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