ダーウィンが来た!「最新報告 “ヒグマの楽園”の異変」 ― 2026-02-12
2026年2月12日 當山日出夫
ダーウィンが来た!「最新報告 “ヒグマの楽園”の異変」
知床半島のヒグマである。
ヒグマというと、人里にやってきて危険ということで、人間との共存をどうするかという文脈で語られることが多い。だが、その前提となるヒグマの生態が、今、どうなっているか、ということは重要である。
エゾシカが増えて、ヒグマの食べる草が無くなってしまっているという。では、何故、エゾシカが増えたのだろうか。この理由の説明がまったくなかったのが、ちょっと気になる。(もし、増えすぎたエゾシカを駆除して減らそうとしても、もはやハンターが足りないということかとも思うが、さて、どうなのだろうか。)
カラフトマスが川にやってこなくなった。激減である。海水温の上昇、地球温暖化ということであったが、日本の近海をふくめて、海の環境は大きく変わってきていることは、いろいろと言われている。
森の中でセミの幼虫を食べることが、世界初の発見となる。こういうものまで食べているのかという驚きもあるし、ヒグマは、いったいどうやって、これが食べられるということを知ったのだろうか。母グマと一緒にいた、子グマは、これを学習することになるだろう。だが、その母グマは、どうやってこのことを知っていたのだろうか。昔なら、本能、ということばで説明するところかと思うのだが、現在の生物学では、どう考えるのだろうか。
同じことは、海鳥のタマゴを食べることについてもいえる。いったいどうやって、海を渡ってがけを登った上に、海鳥のタマゴがあるということを知っていたのだろうか。
ヒグマの生態が大きく変化してきていることは確かであるが、別の視点から見れば、大きく変わる環境にヒグマは適応して生きのびているということもできるかもしれない。
2026年2月9日記
ダーウィンが来た!「最新報告 “ヒグマの楽園”の異変」
知床半島のヒグマである。
ヒグマというと、人里にやってきて危険ということで、人間との共存をどうするかという文脈で語られることが多い。だが、その前提となるヒグマの生態が、今、どうなっているか、ということは重要である。
エゾシカが増えて、ヒグマの食べる草が無くなってしまっているという。では、何故、エゾシカが増えたのだろうか。この理由の説明がまったくなかったのが、ちょっと気になる。(もし、増えすぎたエゾシカを駆除して減らそうとしても、もはやハンターが足りないということかとも思うが、さて、どうなのだろうか。)
カラフトマスが川にやってこなくなった。激減である。海水温の上昇、地球温暖化ということであったが、日本の近海をふくめて、海の環境は大きく変わってきていることは、いろいろと言われている。
森の中でセミの幼虫を食べることが、世界初の発見となる。こういうものまで食べているのかという驚きもあるし、ヒグマは、いったいどうやって、これが食べられるということを知ったのだろうか。母グマと一緒にいた、子グマは、これを学習することになるだろう。だが、その母グマは、どうやってこのことを知っていたのだろうか。昔なら、本能、ということばで説明するところかと思うのだが、現在の生物学では、どう考えるのだろうか。
同じことは、海鳥のタマゴを食べることについてもいえる。いったいどうやって、海を渡ってがけを登った上に、海鳥のタマゴがあるということを知っていたのだろうか。
ヒグマの生態が大きく変化してきていることは確かであるが、別の視点から見れば、大きく変わる環境にヒグマは適応して生きのびているということもできるかもしれない。
2026年2月9日記
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