『旅人かへらず』 ― 2008-02-20
2008/02/20 當山日出夫
講談社文芸文庫で復刊の広告が出ていた。さっそく買いに行く、ではなく、子供が、京都に行くというので、大学の生協の書店なら売っているであろうと思って、買ってきてもらった。
「ことば」というものを機械的にあつかう仕事、たとえば、索引の作成であったり、本文校訂であったり、をしていると、文学が読みたくなる。それも、詩を読みたくなる。そのようなとき、よく手にとった本である。今も、書庫のどこかには、『詩と詩論』(6巻)がある。
なんといえばいいのだろうか、理性的な情緒、とでもいうべきものを感じる。
『旅人かへらず』(講談社文芸文庫).西脇順三郎.講談社.2008(第2刷)
なお、講談社文芸文庫、基本は「新字新仮名」主義であるのだが、この本は、そうなっていない。ありがたい。
當山日出夫(とうやまひでお)
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