サイエンスZERO「アニメ世界に科学で迫る!どら焼きでロボットは動くのか?」2026-04-30

2026年4月30日 當山日出夫

サイエンスZERO「アニメ世界に科学で迫る!どら焼きでロボットは動くのか?」

バイオハイブリッドロボットとか、発電菌とか、水素の自動車とか、ということが、この回のメインの内容であり、これはこれで面白かったのだが、私としては、これらよりも、冒頭の「ドラロボット」が興味深い。

話し手の言ったことばに対して、「ドラ」としか返答しない。しかし、その言い方……声の大きさやイントネーションなど、いくつかの要素……を、コントロールすることによって、あたかもそこに言語のコミュニケーションが成立しているかのような印象をうけることになっている。。

なんとなく、まだことばを理解しない赤ちゃんに対して話しかけて、赤ちゃんがあたかもことばを理解しているかのように、笑ったりする……こういうことを思ってしまう。

人と人とが、言語によるコミュニケーションが成りたっていると感じる、そのことの本質にかかわることのように思える。

この「ドラ」としか言わないロボットとの「会話」を、その話し手(井上咲楽)にとっても、横で見ているスタジオの出演者にしても、言語のコミュニケーションが成立しているように感じたことは、たしかだろう。

だが、これも、さらに距離をおいて見るならば、「中国語の部屋」であるのかもしれない。ロボットは、ことばを理解していたのではなく、相手のことばに応じて適切と相手が感じるような反応をするように、AIが学習している、ということでいいのだろうか。

もう、ことばとAIのことについては、あまり考えることのない生活を送りたいと思っているのだが、しかし、見ていていろいろと考えてしまった。

2026年4月28日記

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