日本漢字学会に行ってきた2018-12-06

2018-12-06 當山日出夫(とうやまひでお)

2018年12月1日、2日と、日本漢字学会があったので行ってきた。京都大学。

日本漢字学会
https://jsccc.org/

第1回研究大会
https://jsccc.org/convention/detail/1/

第1日目は、午後からなので、10時前に家を出た。いつものように、近鉄と京阪を乗り継ぐ。ちょっと早めについた。

この学会、今年の春の設立総会、シンポジウムの時も出てみた。その時の印象としては、無事に「学会」という形でなりたつのかどうか、少し不安に思うところがないではなかった。漢字、文字、というものを、学問的に研究する分野はある。しかし、それが、「学会」として自立することができるかどうかは、微妙なところかもしれないと思っていた。

第1回の研究会に参加した限りでは、どうやら無事に「学会」としての体をなして、運営することができそうな印象であった。

ただ、漢字というものを学問的に研究するとなると、その方法論については、まだまだ未開拓な領域であると感じるところがある。無論、これまでの、膨大な漢字研究……その多くは、中国学の分野の一つ、国語学、日本語学の中の分野の一つとして……があることは承知している。だが、それをふまえて、それを継承しつつ、新たに独立した研究分野を「学会」として作っていくことは、また別の問題点、課題がある。

第一には、漢字というのが、ある意味で自明なものである、ということがある。漢字は誰がみても漢字である、という側面がある。そのため、改めて漢字とは何であるかを定義しようとすると、難しい問題がある。

第二には、そのような漢字を研究するとなると、これからは、まさに学際的ないろんな研究分野にまたがった領域として展開せざるをえない。これを漢字ということをキーにしてどうまとめていくか、これも難しいかもしれない。

以上の二点を考えてはみているものの、ともあれ、第1回の研究会は、成功であったといっていいだろう。私の聞いていた発表は、それなりに漢字についてのものであったし、質疑応答もかなり充実していたと感じる。

研究会が終わって、懇親会。予定されていたお店ではなく、神宮丸太町近辺のお店。ここははじめてである。参加者も多かった。

どういうわけだかしらないが……懇親会の終わりの挨拶を急にさせられることになった。

終わって、これはいつものようなメンバー……訓点語学会など国語学、日本語学関係の人たちと一緒に二次会。タクシーで、四条まで。木屋町あたりの適当なお店で、軽く飲みながら、雑談。

家に帰ったら11時ぐらいになっていた。翌日は、午前中からであるので、とにかく風呂だけはいってすぐに寝てしまった。

翌日は、シンポジウムと講演である。(続く)。

追記 2018-12-07
この続きは、
やまもも書斎記 2018年12月7日
日本漢字学会に行ってきた(その二)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/12/07/9008565

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