センリョウ2018-12-05

2018-12-05 當山日出夫(とうやまひでお)

水曜日は花の写真の日。今日は、センリョウの実である。

前回は、
やまもも書斎記 2018年11月28日
ナンテンの実
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/11/28/9004160

秋になって、庭のセンリョウの実が色づいてきている。この実、去年は、たしか写真に撮ろうと思った頃には、(鳥が食べてしまったのか)ほとんど見当たらなかったのを憶えている。今年は、おそくまで実をつけているのが観察される。

日本国語大辞典(ジャパンナレッジ)を見る。

せんりょう「千両」の項目の(4)に、

(「仙蓼」とも)センリョウ科の常緑小低木。本州の伊豆・東海道・近畿地方、四国、九州の湿った山間に生える。

とあり、さらに説明がある。用例は、古いもので、俳諧・増山の井(1663)、和漢三才図会(1712)ぐらいからある。近世になってから用例の見られる語である。

『言海』にもある、

名  實、百兩金ニ勝レバ名トスト云  草ノ名、山林中ニ生ズ、性、日ヲ畏ル、一株ヨリ叢生シテ、莖、高サ二三尺、深靑ニシテ泡節(フクレブシ)アリ、葉ハ對生シテ橘ノ葉ニ似タリ、夏、小白花ヲ開キ、秋冬、紅實、累累トシテ麗シク、南天燭(ナンテン)ノ如ク、又珊瑚珠ニ似タリ。

センリョウ

センリョウ

センリョウ

センリョウ

センリョウ

Nikon D7500
AF-S VR Micro-NIKKOR 105mm f/2.8G IF-ED

追記 2018-12-12
この続きは、
やまもも書斎記 2018年12月12日
紅葉
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/12/12/9011051

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