『ARG』466図書館とアーカイブズ ― 2011-02-16
2011-02-16 當山日出夫
『ARG』の466号でとりあげられている、越後佐渡デジタルライブラリー、について。『ARG』では、この点について、特に言及してあることではないが、気になったので、追加。
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/Archives/
このサイトは、
新潟県立図書館
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/
新潟県立文書館
http://www.archives.pref.niigata.jp/
この両方の施設で共同しての仕事になっている。そして、両方のサイトから、入り口が設定してある。
つまり、MLA連携における、L(図書館)と、A(アーカイブズ)の連携の、非常によい事例となる。ただ、探してみると、新潟には、県立の歴史博物館などがある。これとは、リンクしていないようだ。今後、M(博物館)との連携も進むことに期待したい。
當山日出夫(とうやまひでお)
『ARG』の466号でとりあげられている、越後佐渡デジタルライブラリー、について。『ARG』では、この点について、特に言及してあることではないが、気になったので、追加。
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/Archives/
このサイトは、
新潟県立図書館
http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/
新潟県立文書館
http://www.archives.pref.niigata.jp/
この両方の施設で共同しての仕事になっている。そして、両方のサイトから、入り口が設定してある。
つまり、MLA連携における、L(図書館)と、A(アーカイブズ)の連携の、非常によい事例となる。ただ、探してみると、新潟には、県立の歴史博物館などがある。これとは、リンクしていないようだ。今後、M(博物館)との連携も進むことに期待したい。
當山日出夫(とうやまひでお)
『海の史劇』『ポーツマスの旗』 ― 2011-02-16
2011-02-16 當山日出夫
これまで、『坂の上の雲』(司馬遼太郎)は、二回読んでいるのだが、こちらは、今回、やっと読んだ。
吉村昭.『海の史劇』(新潮文庫).新潮社.1981年(2003年改版)
吉村昭.『ポーツマスの旗-外相・小村寿太郎-』(新潮文庫).新潮社.1983年
どちらも、日露戦争を舞台にしている。司馬遼太郎『坂の上の雲』が、近代国民国家としての日本の成立を、非常に肯定的に描いているに比べるならば、むしろ、そのあたりを、冷静・客観的に書いている。
いろいろ感想はあるが、ひとことだけいえば……ものごとを始めるとき、その終わりを考えておくことの重要性であろう。日露戦争を始めるにあたって、その当時の日本は、どう終わらせるか……日本の実力をみきわめ、アメリカの仲介にのぞみをたくし、工作をはじめる……このあたりの、リアルな国家運営のあり方を、みごとに描いている。
NHKの『坂の上の雲』、今年の年末で、ようやく第三部で、終わりをむかえるのだろうが……読んでおきたい本のひとつである。
當山日出夫(とうやまひでお)
これまで、『坂の上の雲』(司馬遼太郎)は、二回読んでいるのだが、こちらは、今回、やっと読んだ。
吉村昭.『海の史劇』(新潮文庫).新潮社.1981年(2003年改版)
吉村昭.『ポーツマスの旗-外相・小村寿太郎-』(新潮文庫).新潮社.1983年
どちらも、日露戦争を舞台にしている。司馬遼太郎『坂の上の雲』が、近代国民国家としての日本の成立を、非常に肯定的に描いているに比べるならば、むしろ、そのあたりを、冷静・客観的に書いている。
いろいろ感想はあるが、ひとことだけいえば……ものごとを始めるとき、その終わりを考えておくことの重要性であろう。日露戦争を始めるにあたって、その当時の日本は、どう終わらせるか……日本の実力をみきわめ、アメリカの仲介にのぞみをたくし、工作をはじめる……このあたりの、リアルな国家運営のあり方を、みごとに描いている。
NHKの『坂の上の雲』、今年の年末で、ようやく第三部で、終わりをむかえるのだろうが……読んでおきたい本のひとつである。
當山日出夫(とうやまひでお)
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