パソコンはだめだがケータイはつかえる学生2009-06-17

2009/06/17 當山日出夫

たぶん、相手の学生も、砂をかむような思いで教室に出てすわっているにちがいない。しかし、すでに、一応は、パソコンはつかえるという前提で、はじめた授業。

インターネット上にあるいろんな日本文学関係の情報、どれが信用できるかどうか。単に、こちらから、「ここは信用できます」のリストを教えるのではなく、一緒にブラウザをみながら、一緒に考える……という方針でいたのだが、なかなか難しい。

ところで、学生には、その大学での、私のアカウントは教えておく。連絡用。しかし、条件がある。学生からの連絡は、かならずその大学のアカウントからであること。つまり、「~~@~~ac.jp」でなければならない。でなければ、スパムとしてしてあつかって、即座に消去、と言ってある。「~~@~~ac.jp」が、学生の身分証明である、という認識。

しかしながら、「ケータイしかつかえません、パソコン持ってません」というのには、残念ながら、対応のしようがない。

ケータイが、モバイル端末になっていることは確か。しかし、ケータイしかつかえません、パソコンは無理です、となると、これは一種の「デジタルデバイド」だろう。どうすればいいのか。

なんとなく後味の悪い一日。

當山日出夫(とうやまひでお)

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