ドキュメント72時間「福島 真冬のアイスクリーム店で」 ― 2024-03-12
2024年3月12日 當山日出夫
ドキュメント72時間 福島 真冬のアイスクリーム店で
アイスクリームは、ここ十年以上は食べたことがないと思う。別に嫌いということではない。ただ、なんとなく食べずに来ているだけである。まあ、私の場合、特にこれが食べたいということがあまりない方なのかもしれないが。
牧場の副業として始めたアイスクリーム屋さんらしいのだが、はたしてもうかっているのだろうか、ちょっと気になる。駐車場は広いが、そんなにひきもきらずにお客さんが来るという店でもないようだ。だが、近くに住む人で常連のお客さんはかなりいるらしい。
特に劇的な人生を送っているという人が出てくるのではない。福島の普通の地方都市の郊外の店である。二〇一一年の震災のことは記憶に残ってはいるが、今では、普通の生活を送っている。これを幸せと言っていいのだろうと思う。
地域としては、過疎高齢化の進むところだろうと思ってみるのだが、今のところ、生活に支障があるということはないようだ。今の日本のごく普通の地方の生活がそこにはあるといえるだろう。
ドキュメント72時間 福島 真冬のアイスクリーム店で
アイスクリームは、ここ十年以上は食べたことがないと思う。別に嫌いということではない。ただ、なんとなく食べずに来ているだけである。まあ、私の場合、特にこれが食べたいということがあまりない方なのかもしれないが。
牧場の副業として始めたアイスクリーム屋さんらしいのだが、はたしてもうかっているのだろうか、ちょっと気になる。駐車場は広いが、そんなにひきもきらずにお客さんが来るという店でもないようだ。だが、近くに住む人で常連のお客さんはかなりいるらしい。
特に劇的な人生を送っているという人が出てくるのではない。福島の普通の地方都市の郊外の店である。二〇一一年の震災のことは記憶に残ってはいるが、今では、普通の生活を送っている。これを幸せと言っていいのだろうと思う。
地域としては、過疎高齢化の進むところだろうと思ってみるのだが、今のところ、生活に支障があるということはないようだ。今の日本のごく普通の地方の生活がそこにはあるといえるだろう。
ひとつのアイスクリームで幸せを感じることのできる人びとがいる。そして、それを見る人も幸せを感じる。これでいいのだと思う。
当たり前の普通の生活の一端をかいまみることができる。あるいは、もっと深く追求していくならば、深刻な人生の懊悩をかかえた人もいたのかもしれない。しかし、そこまで踏み込まないところが、この番組のいいところである。
2024年3月9日記
当たり前の普通の生活の一端をかいまみることができる。あるいは、もっと深く追求していくならば、深刻な人生の懊悩をかかえた人もいたのかもしれない。しかし、そこまで踏み込まないところが、この番組のいいところである。
2024年3月9日記
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