『どんど晴れ』「柾樹の孤立」2026-02-15

2026年2月15日 當山日出夫

『どんど晴れ』「柾樹の孤立」

加賀美屋で柾樹は、経営の改革に乗り出すのだが、うまくいかない。それ以前に、加賀美屋の経営のあり方について、これまでほとんど描写がなかったので、柾樹が調べて、どういう問題点があるのか、今ひとつはっきりしない。

板場のお魚の仕入れでのことであるが、柾樹のように、必要なものだけを買う、それもより安く、というのは、経済的合理性としては妥当なのだが、お魚の安定した仕入れとなると、セオリーどおりでいいのか、という気もする。加賀美屋だからということで、安定的に上質なものを提供してくれる業者との関係を、どうやって築いていくのか、ということになるはずだが、漁業ということでいえば、単に価格だけの問題では済まない部分があるかと思う。

むしろ、余計なお魚も買うとしても、それを使ったビジネスを考えた方がいいかもしれない。(盛岡の街中に、お魚のランチの店を、副業で出すとか。)

このドラマの時代だと、地方の老舗旅館のおもてなしが高付加価値と考えられることは、まだ無理だったのかなとも思う。現代なら、逆に、時代錯誤的な高付加価値サービスということで、宿泊料金を上げられるかもしれない。(しかし、そうなったら、昔からのお馴染みのお客さんに対してどうするか、という問題がおこるかとは思うが。)

地方の老舗旅館のビジネスと、都市部のホテルのビジネスと、これがどう違うのかということで描いてある部分があってもいいと思うのだが、ちょっと無理な注文だろうか。

2026年2月14日記

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