サイエンスZERO「“次世代塗料”が未来を塗り替える!?」2026-07-31

2026年7月31日 當山日出夫

サイエンスZERO「“次世代塗料”が未来を塗り替える!?」

へ~、まだ、こんなの残ってたんだ……と、見ながら思ってしまった。超撥水塗料の試験のための、ちっちゃな船の模型。動力は、船の下につけた、モーターである。昔、子どものころ、マブチのモーターを軍艦なんかの模型にくっつけて、タライの水であそんだ。こういう経験のある人は少なからずいるだろうが、しかし、こういう話しになると、まさに年のばれる話しでもある。

ケイ素を使った、ナノ粒子インク。色素を使わないインクということでは、画期的なものかと思える。これで、いろんな色を作ることができると、身近なものの色がどんどん変わっていくだろう。

超撥水塗料が、トゲトゲの構造になっているというのは、面白い。(見ながら思ったことだが、撥水の逆の現象、つまり、水に濡れるということは、物理的にはどういうことで説明することになるのだろうか。)

太陽の光の半分ぐらいが、近赤外線で、それを吸収しない素材を使うと、黒であっても、熱くならない。これは面白いのだが、それよりも、人間の眼の機能として、可視光の範囲がきまっていることの意味は何なのかとも思う。もし、近赤外線や紫外線を見ることができたら、人間の見る世界の色彩は、まったく違ったものになっていたかもしれない。

この回で紹介されていたような研究開発には、電子顕微鏡が手軽に使えるようになったということもあるのかと思う。こういうことは、その分野の研究者にとっては常識的なことで、わざわざ言うまでもないことかと思うが、専門外の人間の眼から見ると、こういうことも気になるところである。

2026年7月28日記

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