芸能きわみ堂「立ち現れる世界 地唄舞「古道成寺」」 ― 2026-07-31
2026年7月31日 當山日出夫
芸能きわみ堂「立ち現れる世界 地唄舞「古道成寺」」
これは、録画しておいて見た。まだ残っているので、副音声の解説なしで、もう一回見てみようと思う。
芸能にかかわる人の目はこわいなあ、というのが率直な感想である。舞の舞台が終わって、スタジオの場面にもどって、山村友五郎、吉村古ゆうの二人の話になるのだが、特に、清姫を踊った吉村古ゆうの目といい、ことばといい、すごい人だなあと感じいった。こうでなければ、こんな舞を舞うことはできないだろうが。
安珍と清姫といっても、今の若い人には分からないことだろうから、番組のはじめの方で、ちょっと解説があるのは、今の時代のことである。
女はこわい……というと、今の時代だと、それは「正しくない」と叱られることになりそうだが、『源氏物語』の昔から、女というものは魔性を秘めている、といっていいだろう。それが、ときとして、文学になり、芸能になり、場合によっては、ポルノになり、スキャンダルになる……こんなことをいうと、まさしく「正しくない」と石がとんできそうである。
こういう番組を見ると、撮影のスタッフの職人芸を感じる。カメラはほとんど固定で写しているのだが、そのフレームの設定が計算しつくされている。
2026年7月27日記
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