『等々力短信』1000号2009-07-09

2009/07/09 當山日出夫

馬場紘二さんの『等々力短信』が、1000号に達した。

轟亭の小人閑居日記
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千号を迎えた「等々力短信」
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とにかく、すごい、のである。ただ、継続すること、このちからに敬服する。

馬場さんからは『等々力短信 1000号のあゆみ』を贈ってもらった。以前にもらってある『五の日の手紙』(書籍版)と一緒に、大切にしておきたいと思う。私にとって、貴重な本である。

これをみると、第1号は、昭和50年(私が学生のときだ)からはじまっている。その冒頭はこのようにある、

1975(昭和50)年2月25日(33歳)「広尾通信」創刊第1号。ハガキ版(原紙を和文タイプで打った謄写版印刷)月3回「五の日」(広尾の縁日の日)5日15日25日に発行、40部。

ここからはじまって、いま、1000号になっている。

以下、勝手に思うこと。

これをささえたのは何だろう。うがった見方をすれば、(今ふうの言い方をすれば)厳格なフォーマット、ということかもしれない。発行日が決まっているだけではなく、その字数・用紙サイズも一定。

これが、自由に、不定期で、ということであったら、どうであったか。あるルールにしたがうということは、そこに別の意味での自由がある。

馬場紘二君、気品の人である。

當山日出夫(とうやまひでお)