映像の世紀バタフライエフェクト「中国 女たちの愛と野望」2022-08-25

2022年8月25日 當山日出夫

映像の世紀バタフライエフェクト 「中国 女たちの愛と野望」

8月22日の放送。録画しておいて、翌日の朝にゆっくりと見た。

これまで「映像の世紀」シリーズで、宋三姉妹のことなど、時々登場していたかと憶えている。これまでの放送を再構成して、女性を軸に、中国近代史の素描という形であった。これは、かなり面白かった。

見ていて思ったことはいくつかある。

基本的に中国共産党を支持する立場で作られている。いや、それよりも、孫文の辛亥革命の理念を尊重しているというべきだろうか。考え方にもよるだろうが、孫文の意志をうけついでいるのは、最期の方に登場してきていた、台湾の蔡英文であるといえるかもしれない。

描いていたのは、基本的に文化大革命のころまで。この当時のことは、私は、おぼろげに記憶にある。番組では、それと強調することはなかったが、この当時、毛沢東は神格化されていた。その影響は、日本のみならず、世界の若者、知識人に及んでいた。(このあたりのことについては、「映像の世紀」の別の回で、触れられていたことでもある。)

そして、触れることがなかったのが、現代の中国。はたして、現代の中国……習近平独裁の中国と言っていいと思うが……において、女性たちは何を考えて、どう行動することになるのだろうか。ここのところについては、触れることがなかった。

日中戦争当時の、戦場のカラー映像が興味深かった。

最後まで見たが、この回の製作にかかわっていたのはテムジン。

2022年8月23日記

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