Wikipediaについて語る立場2011-01-22

2011-01-22 當山日出夫

今日は、ウィキペディア10周年感謝のつどい、である。

なんで、私が京都会場で話しをすることになったのか、とんと見当がつかぬ。ま、考えてみれば……一昨年、2009年の、東京大学であった、Wikimedia Conference 2009 で話しをしている。それから、今回の件を紹介してくだっさった方とは、ARGカフェ&フェストで、面識を得た。(いずれも、考えてみれば、岡本真さんが介在している。どこで、どのように人間の縁がつながっていくかわかならいものである。)

ただ、私個人として、今回のWikipediaの会に参画してみようと思ったのにはそれなりに理由がある。いってみれば……ひょっとすると間違った見解かもしれないが、ともあれ、オープンにしてみなければ、その先に話しがすすまない、ということである。

私の、Wikipediaについての考え方は間違っているのかもしれない。しかし、それでも、人の前で話しをしてみる。どこかおかしなところがあれば、訂正してもらえればいい。もしうまくいけば、この話しをきっかけにして、さらに話しが発展していくと、いい。

このように考えてみた。Wikipediaのあり方自身も、多くの人の、多様な意見が寄り集まったものとしてある。はじめからこうであるべきだから、このようでなければならない、というものではないだろう。

どうなるかわからないが、まあ、行って話しをしてくることにしよう。(その前に、午前中は、地球研で、CH89研究会に参加してからであるが。)

當山日出夫(とうやまひでお)