『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第22週」2022-04-03

2022年4月3日 當山日出夫(とうやまひでお)

『カムカムエヴリバディ』第22週
https://www.nhk.or.jp/comecome/story/details/story_details_22.html

前回は、
やまもも書斎記 2022年3月27日
『カムカムエヴリバディ』あれこれ「第21週」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/03/27/9476119

このドラマも残すところ最終週のみとなった。いよいよ終盤である。この週を見て印象に残るのは、次の三人の人物。

第一に、五十嵐。

ひなたと別れた五十嵐は、アメリカにわたって映画の仕事につくことになった。そこで、どうにか成功したといえるのだろう。条映もかかわることになったハリウッド映画のことで、来日する。そして、ひなたと再開する。

第二に、雪衣。

岡山の雪衣は、死期がちかづいて、人生をふりかえる。雉真の家でのこと、安子とるいのことを思い出す。自分のせいで、安子とるいをひきはなすことになってしまったのではと後悔することになる。

このあたり、最後にむけての描き方だったと思う。さて、安子を拒絶したことになったるいは、そのことを今どう思っているのだろうか。

第三に、アニー。

どうもいわくありげである。どうやら大月の回転焼を食べて、深く感じるところがあったようだが、その理由は謎につつまれている。

以上の三人のことを思ってみる。

いよいよ来週が最終週である。最後に安子のその後のことがあきらかになるのだろうと思う。また、岡山でジョーがコンサートに出演することになるらしい。どのような最後となるのか、楽しみに見ることにしよう。

2022年4月2日記