2018-07-19

2018-07-19 當山日出夫(とうやまひでお)

花の写真は、いつもは水曜日に掲載するのだが、今週は、『この世界の片隅に』について書いているので、木曜日になった。

前回は、
やまもも書斎記 2018年7月11日
キンシバイ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/07/11/8913633

栗の花については、去年にも書いている。

やまもも書斎記 2017年6月14日
栗の花
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2017/06/14/8595337

今年も例年どおりに栗の木が花をつけて、さらに実をつけている。

「くり」の用例を見てみると、日本国語大辞典(ジャパンナレッジ)では、

ブナ科の落葉高木。また、その実。北海道の南西部、本州、四国、九州の山地に生え、果樹として栽培もされる。

として説明がある。用例は古く、日本書紀、万葉集から見える。古来より、親しまれてきた樹木であることが確認できる。

『言海』にも載っている。引用しておくと、次のようにある。

くり 名 栗 [皮ノ色ノ涅(クリ)ナル意カ] 喬木、高サ二三丈、葉、甚ダ櫟(クヌギ)ニ類ス、梅雨ノ中ニ、葉ノ間ニ三四寸ノ穂ヲ垂レテ、黄白色ノ極メテ小キ花蔟リ開ク、後ニ、実ヲ結ブ、円ク扁クシテ、毛刺(イガ)密ニ生ジテ鋭シ、中ニ二三子アリ、秋ノ末ニ、自ラ裂ケテ落ツ、皮堅ク稜(カド)アリ、色赭黒ニシテ、肉甚ダ甘美ナリ、材堅クシテ用多シ。

写真は、先月のうちに写しておいたものである(花)。それから、ちょっと時間をおいて、実のなったところを撮っておいた。

栗

栗

栗

栗

Nikon D7500
AF-S DX Nicro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR

追記 2018-07-26
この続きは、
やまもも書斎記 2018年7月26日
庭石菖
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/07/26/8925543