セイヨウイボタノキ ― 2018-07-04
2018-07-04 當山日出夫(とうやまひでお)
水曜日は花の写真の日。今日はセイヨウイボタノキ。
前回は、
やまもも書斎記 2018年6月27日
ネジキ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/06/27/8904132
我が家の駐車場の垣根の木である。これまで、春になると花の咲くのを目にしてきたが、特に名前を気にすることなくすごしてきた。身の周りの草花など写真に撮るようになって気になった。WEBで聞いてみると、セイヨウイボタノキとのことである。
セイヨウイボタについては、Google検索では、かなりの情報を得ることができる。だが、このセイヨウイボタは、日本国語大辞典(ジャパンナレッジ)を見てもヒットしない。立項していないようである。
イボタはある。今日は、イボタの項目を見てみることにする。
水蝋・疣取
「いぼたのき(水蝋樹)」に同じ。
とある。「いぼた」の用例は、万葉集目安(室町末)から見える。
イボタノキでは、
水蝋樹・疣取木
モクセイ科の半落葉低木。各地の山野に生える。高さ一・五〜二メートル。
とあり、さらに説明がある。用例は、地方落穂集(1763)、日本植物名彙(1884)にある。また、この木の名(いぼた)は、『言海』にあるよし。
『言海』を見ると、
いぼた
樹ノ名、高サ三四尺ヨリ丈餘ニ至ル、枝葉、共ニ對生ス、葉は楕圓(イビツ)ナリ、枝上ニ二三寸ノ穂ヲナシ、枝ヲ分チテ、五瓣ノ小花、集リ開ク、ねずみもちノ花に異ナラズ、實、熟スレバ、黒ク、鼠ノ糞ニ似タリ。コゴメバナ。
掲載の写真は、初夏の時、五月に撮影しておいたものである。
水曜日は花の写真の日。今日はセイヨウイボタノキ。
前回は、
やまもも書斎記 2018年6月27日
ネジキ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2018/06/27/8904132
我が家の駐車場の垣根の木である。これまで、春になると花の咲くのを目にしてきたが、特に名前を気にすることなくすごしてきた。身の周りの草花など写真に撮るようになって気になった。WEBで聞いてみると、セイヨウイボタノキとのことである。
セイヨウイボタについては、Google検索では、かなりの情報を得ることができる。だが、このセイヨウイボタは、日本国語大辞典(ジャパンナレッジ)を見てもヒットしない。立項していないようである。
イボタはある。今日は、イボタの項目を見てみることにする。
水蝋・疣取
「いぼたのき(水蝋樹)」に同じ。
とある。「いぼた」の用例は、万葉集目安(室町末)から見える。
イボタノキでは、
水蝋樹・疣取木
モクセイ科の半落葉低木。各地の山野に生える。高さ一・五〜二メートル。
とあり、さらに説明がある。用例は、地方落穂集(1763)、日本植物名彙(1884)にある。また、この木の名(いぼた)は、『言海』にあるよし。
『言海』を見ると、
いぼた
樹ノ名、高サ三四尺ヨリ丈餘ニ至ル、枝葉、共ニ對生ス、葉は楕圓(イビツ)ナリ、枝上ニ二三寸ノ穂ヲナシ、枝ヲ分チテ、五瓣ノ小花、集リ開ク、ねずみもちノ花に異ナラズ、實、熟スレバ、黒ク、鼠ノ糞ニ似タリ。コゴメバナ。
掲載の写真は、初夏の時、五月に撮影しておいたものである。
Nikon D7500
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR
追記 2019-06-12
2019年については、
やまもも書斎記 2019年6月12日
セイヨウイボタノキ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/06/12/9085304
2019年については、
やまもも書斎記 2019年6月12日
セイヨウイボタノキ
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2019/06/12/9085304
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