『おかえりモネ』あれこれ「伝えたい守りたい」2021-09-19

2021-09-19 當山日出夫(とうやまひでお)

『おかえりモネ』第18週「伝えたい守りたい」
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_18.html

前回は、
やまもも書斎記 2021年9月12日
『おかえりモネ』あれこれ「わたしたちに出来ること」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/09/12/9422414

この週はいろいろとあった。印象に残っていることとしては、次の二つぐらいだろうか。

第一には、モネと菅波。

モネと菅波が、汐見湯で会っているところが面白かった。二人の距離はちぢまっているようであり、あるいは、なかなか一つにならないようでもあり、微妙である。が、徐々に一緒にいることになじんできているようだ。といっても、東京と登米とで、かなり距離がある。

モネは、百音さんと呼ばれたくないらしい。まだ、菅波も、光太朗さんとはいわれたくないらしい。このあたりの関係が面白い。

そういえば、ナレーションをしている祖母……たしか、今は木の芽に転生しているはずだが……も、一般的に語るときには、百音といい、その百音に語りかけるような場面では、モネと言っていると思うが、どうだったろうか。

第二は、台風と気象情報のこと。

猛烈な台風がやってくる。そして、水害が起こる。ここのところで、気象情報はいかにあるべきか、誰にいつどのような手段で情報を伝えるべきなのか。その情報は確実なものなのか。

ここは、いろいろと考えるところである。

ニュースがすでに起こった災害を伝えるとするならば、気象情報はこれからおきるであろう災害にそなえるためのもの、とでもいうことになるのだろうか。

そして、モネの考えている、身近な人、地元の人のために、情報を伝えたいという思いは、これはこれとして、一つの考え方といっていいのだろう。

以上の二つが、印象に残っていることなどである。

この週では、モネが、コサメちゃんと傘イルカくんを手にもっているシーンはなかったが、そのマスコットの人形が、オフィスの机の上においてあった。

次週、気仙沼での竜巻をうけて、物語は展開するようである。楽しみに見ることにしよう。

2021年9月18日記

追記 2021年9月26日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年9月26日
『おかえりモネ』あれこれ「島へ」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/09/26/9427066

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