映像の世紀バタフライエフェクト「キューバ危機」2022-07-01

2022年7月1日 當山日出夫

映像の世紀バタフライエフェクト キューバ危機

キューバ危機については、過去の「映像の世紀」シリーズでもとりあげられているし、また、これだけの特別番組もあった。見て、特に目新しいという印象はない。

だが、ここで、NHKがキューバ危機のことを取り上げることになったのは、やはりロシアによるウクライナ侵略ということがあってのことだろう。今もそうなのだが、ウクライナの問題において、核兵器の使用ということへの懸念がまったくないわけではない。いや、侵略がはじまったころ、戦術核の使用があり得ると、現実的に議論されていた。

重要なのは、指導者の判断、また、現場の冷静さということにつきるのかもしれない。

ところで、キューバ危機についての放送を見て思うことだが、ケネディは、ホワイトハウスでの会議を録音していた。いったい何のために、そして、それがどういう経緯で保存、公開ということになっているのだろうか。このあたり、政治、歴史の史料のあり方について、考えるところがある。

また、キューバ危機は、日本もまたその最前線であったことも重要である。その当時も、また、現在でも、日本はソ連・ロシアと国境を接している。

キューバ危機から学ぶべきことは多くある。

2022年6月29日記

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