ブラタモリ「輪島」2022-07-25

2022年7月25日 當山日出夫

録画しておいて、日曜日の朝にゆっくりと見た。

輪島には行ったことがあるような気もするのだが、もう昔のことである。すっかり忘れてしまっている。

面白かったのだが、不満に思ったところを少し書いてみる。

何故、輪島で輪島塗がさかんになったのか、もうちょと説明があってよかったような気もする。まあ、漆塗りの原材料として砂岩の存在はあったのだが、それだけではないだろう。肝心の漆の調達はどうしたのか、ここが気になる。また、木地は誰がどうやって作っているのだろうか。

それから、流通ルート。北前船のことが少し出てきていた。それから総持寺のこと。興味深いのは、総持寺。宗教施設の拠点であるのだが、これは、人とモノと、それから、金が動くことを意味する。だが、このあたりのことを考えるならば、全国的な工芸品の流通ルートの説明ということになるので、番組の枠にはおさまらないだろう。

このようにちょっと気になるところ、説明不足かなと感じるところが少しはあるのだが、輪島塗の魅力を十分に伝えていたと思う。

2022年7月24日記