『ブギウギ』「ほんまに離れとうない」 ― 2024-01-28
2024年1月28日 當山日出夫
『ブギウギ』第17週「ほんまに離れとうない」
スズ子に子供ができる。仕事をつづけるか、やめるか。また、愛助も病気が再発する。さて、この後どうなるかである。結婚か仕事か、このあたりのことは、この時代ならさもありなんとは思う。スズ子、愛助、それから母親のトミ、周囲の人びと、これらの感情が細かに描かれていたと感じる。
ただ、ちょっと気になったことを書いておく。
スズ子は愛助に手紙を書いているのだが、その文章が、大阪弁である。これはどうかと思う。話しことばが大阪弁であるのはいいとしても、書きことばが大阪弁の言文一致体であるというのは、不自然である。普通の文章語、あるいは、書簡の文章というものがあったろうと思うが、そうはなっていない。いくらなんでも手紙のなかで自分のことを「ワテ」と称するのは、違和感がある。
戦後まもなくのころであるが、東京と大阪との間で電話はすぐに通じるし、また、鉄道の切符もすぐに手に入ったようだ。このあたり、実際の戦後の状態としてはどうだったのだろうか。
さらに書いてみるならば、マネージャーの山下が、「エンターテイメント」ということばを使っていたのだが、この時代に一般に使われていたのだろうかという気もする。(ただ、日本国語大辞典をジャパンナレッジで見ると、大正時代の用例は出てくるのだが。)
次週、ジャズカルメンになるようだ。楽しみに見ることにしよう。
2024年1月27日記
『ブギウギ』第17週「ほんまに離れとうない」
スズ子に子供ができる。仕事をつづけるか、やめるか。また、愛助も病気が再発する。さて、この後どうなるかである。結婚か仕事か、このあたりのことは、この時代ならさもありなんとは思う。スズ子、愛助、それから母親のトミ、周囲の人びと、これらの感情が細かに描かれていたと感じる。
ただ、ちょっと気になったことを書いておく。
スズ子は愛助に手紙を書いているのだが、その文章が、大阪弁である。これはどうかと思う。話しことばが大阪弁であるのはいいとしても、書きことばが大阪弁の言文一致体であるというのは、不自然である。普通の文章語、あるいは、書簡の文章というものがあったろうと思うが、そうはなっていない。いくらなんでも手紙のなかで自分のことを「ワテ」と称するのは、違和感がある。
戦後まもなくのころであるが、東京と大阪との間で電話はすぐに通じるし、また、鉄道の切符もすぐに手に入ったようだ。このあたり、実際の戦後の状態としてはどうだったのだろうか。
さらに書いてみるならば、マネージャーの山下が、「エンターテイメント」ということばを使っていたのだが、この時代に一般に使われていたのだろうかという気もする。(ただ、日本国語大辞典をジャパンナレッジで見ると、大正時代の用例は出てくるのだが。)
次週、ジャズカルメンになるようだ。楽しみに見ることにしよう。
2024年1月27日記
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2024/01/28/9654449/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。