BS世界のドキュメンタリー「アメリカ “出産ツーリズム”の現実」2025-07-10

2025年7月10日 當山日出夫

BS世界のドキュメンタリー 「アメリカ “出産ツーリズム”の現実」

2023年、アメリカの制作。

見ていて今一つよく分からなかったのは、なぜ、中国の人はアメリカ国籍を欲しがるのだろうか。その理由を語ることがなかった。

アメリカにまでわたって出産しようということは、かなりのお金持ちの人の考えることだとは思うのだが、今の中国の富裕層にとって、共産党の政権について、実のところはどう思っているのだろうか。(このことについて、正直に語ってしまうと、中国に帰ってからの生活が、決して比喩ではなく危険ということもあるかと思うが。)

生まれた子どもが大きくなるまで、中国の共産党政権の支配が続くことを願っているのだろうか。少なくとも、社会的な安定は望んでいるだろう。もし、崩壊して国がメチャメチャになった場合、アメリカ国籍があれば、なんとかなるかと思っているのかもしれない。はたしてどうだろうか。

番組の中で出てきた金額は、おそらく日本で普通に出産する場合と比べて、10倍以上の金額になるはずである。いや、もっとかかっているだろう。こういうことが出来るというのは、かなりのお金持ちということになる。

中国からやってきた妊婦が、白人の医者をのぞみ、台湾人を露骨に侮辱していたのは、見ていて、そういうものなのだろうと思ったところである。(今の日本の価値観であれば、明白に差別意識の丸出しである。)

アメリカの国籍の出生地主義は、変わるかもしれない。しかし、中国の富裕層がアメリカにあこがれるということは、やむことはないかと思われるが、このあたりの事情はどうなのだろうか。

2025年7月9日記

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